中級者向け・動物、爬虫類、虫
中級者向け・動物、爬虫類、虫
- 熊さん・・・和歌山の某川の上流で、一瞬熊の子らしい姿を見たことがあるが、幸か不幸かマジマジと睨み合ったことはない。遭遇すれば命の危険を感じるので、やはり熊除けの鈴を付けて喋りながら歩くのが良いようだ。背中を見せると返って危ないと良く言われたり、向き合って熊を牽制した方が良いとも聞くが、残念ながら自信を持ってお勧めする方法は持ち合わせていない。万が一、襲いかかられたらどうするのが良いか？。大声や音を出して牽制したり、熊の口の中に拳や棒を突っ込んで、熊を撃退した人の話も聞くので、やってみる価値はあるかも知れないが、怪我は免れないように思う。遭わないに、こした事はない。
- 蛇さん・・・嫌いな人は、徹底的に駄目な蛇。私の師匠は、道路に蛇が横たわっていたら、車に乗っていても「ウワッ」と叫んで足を上げるくらい蛇が嫌いである。沢登りで岩場を上がる時やガレ場などでは、蛇には十分注意が必要。特に少し暖かくなってきたら、奴は所構わず現れる。杖を持って足元を払いながら進むと、大抵は奴がササッとまっ先に逃げていくはず。鎌首を持ち上げた奴は、毒を持っている蛇の可能性が高いので、杖で何度か突いてやると逃げていくはず。こんな奴は先頭を歩いている人に気づかず、二人目の人に気づくことが多いようなので、二人目の人も油断しないこと。また、木の上から落ちてくることもあるので、頭上にも注意が必要となる。毒抜きツールを持参すると心強い。
- 蛭さん・・・藪漕きするといつの間にか食いついている嫌な奴である。藪漕きの後は、袖や裾をめくって血が付いていないか確認し、食いついていたら、タバコの火などで焼き落とすのが良いようだ。首振り名人に咬まれると、血が止まりにくい場合があるので、止血剤と絆創膏をジップロックできる入れ物に入れて持っていくと役に立つ。
- 蚊さん・・・痒いなと思っていたら、知らぬ間にこいつにやられているはず。虫除けスプレーもあるが、汗で流れたら効果が無くなるので、どの程度効果があるのか疑問？。
手で叩ける場所に止まったら、血を吸う直前までジーッと待って血を吸いかけたら素早く叩こう。もし、既に血を吸っている蚊に気が付いたら、吸い終わるまで待とう。ゴソゴソとして針を抜いて逃げようとしたところで、パシッと叩こう。
そうした方が蚊が注入した毒を、蚊が吸ってくれて痒みもかなり少なくなる。
- 虻さん・・・こいつは蚊以上に厄介である。払っても払っても顔の周りをうろつき、気がつくと顔や首筋が咬まれている。体に止まったところを・・・、じっと待って、パシッとやるのが一番効果的だ。
虻と蜂の区別が付かない人も居ると思う。大型の虻（３センチほど）は、やたら周囲を回って止まるところを探すが、蜂はぶんぶんと音を立ててまとわり付く。
小さな虻（１センチほど）は、頭の周囲にまとわりついてくる。
- 大蛇さん・・・山奥には丸太ほどの大蛇が居るとお爺さんが言っていたと、母から聞かされている。遭ったら丸呑みにされることを覚悟せよ！。(ほんとかな？)
- 小動物さん・・・山で怪我をして動けなくなったら、じわじわと近づいてくる。あなたが永眠するか抵抗できなくなったら、この小動物に食べられバラバラにされることを覚悟せよ。山では死ねば人も餌となる。源流釣りは、万が一のことを考えて単独釣行は避けること。
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