渓流の都市伝説
渓流の都市伝説
- ハリスは見えるか?・・・『水中の糸は見えるとか、見えないとか良く聞きます』が実際のところは良く分かりません。科学的な根拠も聞いたことがありません。海釣りでは、透明の糸は河豚にかじられることが良くありますが、黄色の糸はかじられないと言われます。アマゴ釣りに関して言えば、通常の釣りでは餌ハリは水の流れに押され、錘から餌までの糸の状態は横になるので、アマゴが釣れることから考えると横糸は見えないということになります。もし糸が見えたとしたら、魚は餌を喰わないのでしょうか?。糸が付いている餌は危険だと分かっているかどうか、それはアマゴに聞いてみないと分かりませんね。
- 細いハリスは釣れる?・・・『ハリスは太いより細い方が釣果があがる』というのは、ちょくちょく釣師が口にする言葉です。もし、細糸の方が釣れるのであれば、糸の太さで餌の動きが微妙に違うのかもわかりません。私自身は、釣りの途中でハリスを細くすることはまずしないので、一度確かめたいと思っています。
- バラしたアマゴは釣れない?・・・『一度、バラしたアマゴは1週間は釣れない。』、これは釣りの師匠の言葉。神経質な尺上のアマゴには当てはまるかもしれませんが、合わせ切れした20センチ程度のアマゴをバラした直後に、自分のハリ・糸付きのアマゴを釣った実績があるので、腹を減らしたアマゴは例外かも。
- 見える魚は釣れない?・・・『見える魚は釣れない』といいますが、これは全くの嘘ではないように思います。見える魚は見られていることを知っており、警戒心が強い状態にあると考えられます。そんな魚を釣るのは、瀬の中に隠れている魚を釣るよりやはり難しいことだと思います。
- 一投目に大物が?・・・『一投目のアタリで、大物がくる!』。 これは、魚の習性が分かれば当然といえるでしょう。力のある大きなアマゴは、魚にとって絶好のポイントに一定の範囲の縄張りを持ちます。その縄張りに流れ込んできた餌を、最初に食べることができるのは、やはり縄張りを仕切っている型の大きな魚になります。明け方の一投目は、特に全神経を集中して振り込みましょう。ガツンと尺上のアマゴがくるかも!。でもその前に、仕掛けは太仕掛けにして、糸にキズがないかを念入りにチェックして作りましょう。
- 逃がした魚は大きい?・・・『逃がした魚は大きい』。大きな魚を掛けるとハリが口に刺さり切れずに外れたり、糸の強度が足りなくてハリスが切れたりしてバラスことが多いですね。でも魚の大きさはタモにすくわないと分かりませんので、魚に逃げられた時には、「さっきのは、大きかったなぁ。くやしいーっ」と大きな声で言いましょう。
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