渓流釣り日誌/2017-03
2017/3/18 (土)
天川の解禁翌週釣行。
今日から三連休である。
どうせ釣りに行くなら、三連休初日がええな、と釣行を決める。
前日、少し遅めの就寝であったが、3時半過ぎにパチリと目が覚める。
少し早すぎるが、折角だから下市の湧き水も持って帰ろう。
解禁釣行はいつもそうなのだが、ごそごそと仕度をして、四時過ぎに出発。
流石に道路はがらんとしており、さくさくと走ることが出来、四時半頃に下市の湧き水ポイントに到着。
20リットルのポリタンク二個を満タンにして、そそくさと天川に。
※三分半ほどで、満タンになります
役場のトイレに立ち寄るが、トイレの横に止まっていた車はエンジンをかけたまま。
寒いもんな!。
毎年入る、山西養魚場の上流の深場の上の瀬に着いた。
着替えている間に、ようやく目印が見えるくらいの明るさになってきた。
車を停めてから、着替えて川に降りるまで、一台も車が通らなかった。
三連休は、みなさんお忙しいようだ。
まずは降りたポイントを攻めるが、足元に多数の足跡が有ったので期待薄である。
なかなかアタリが出ないが、なんとか一匹。
竿抜けポイントも積極的に攻めるが、なかなかアタリが出ない。
大岩まで下がってきた。
大岩の間を探るが、アタリなし
大岩からの瀬のポイントも駄目
大岩の向こう側の浅い瀬を、竿を振り切って探る。
なんか引っかかったかなとアワセる。
おっと、出ましたアマゴちゃん。
この流れで、さらに一匹。
漸く3匹。
寒さで指が悴む。
そこから上に移動し、小川キャンプ場の手前まで2匹。
キビシイ~!。
足元を見ると、前日の足跡が凍てついていた。
小川キャンプ場の前の瀬までやってきた。
膝半分ほどの瀬が続いている。
根掛かり必死なので、錘を軽くする。
なんでもない瀬だが、アタリが出る。
アワセると、20センチ弱のアマゴが飛んできた。
ふと目を対岸に向けると、初老の釣師が仕掛けを流れに馴染ませている。
時折アマゴが釣れているようだ。
こちら側の瀬を探って、対岸の流れに仕掛けを投じる。
するといきなりのアタリ。
少し遠いのでテクがいるが、仕掛けが馴染むとアタリ連発。
申し訳ないが、15匹ほど横取りしてしまった。
仕掛けが届かない向こう側のポイントでしかアタリが取れないようになった。
アタリが遠のいたので、向こう側の下流のポイントを探ってみる。
音を立てないように川の中を移動する。
下のポイントも遠いが、なんとか届いた。
流れに乗せて、なんどか振り込んでいると、アタリが・・・
アワセるとヒレピンのアマゴである。
ここで二匹を追加し、戻ることに。
朝一は冷え込んでいたので、アマゴの活性も低かったのかもしれない、と戻りながらポイントを探り直す。
朝一はアタリが無かったサラーッとした瀬であるが、なんとここで3匹も顔を出してくれた。
予想は当たっていた。
少しずつ下りながら、アタリを取っていると上からルアーマンが下ってきた。
後ろを素通りし、さらに下っていった。
こちらは丁寧にポイントを探っていく。
暫く下がっていくと、さきほどのルアーマンとすれ違う。
すれ違う際に、暫し情報交換。
空の鮎バックを指して、良型が出ないと嘆いておられた。
「何匹釣れました?、上で有った人は10匹と言ってましたよ」
『私も、そんなもんですよ』 ※実は20匹は、釣っていました
「下の大岩の所で、ルアーに付いて来るのがいたけど、食わないんですね!」
『そうですか、冷え込みましたからね』
と言って分かれる。
途中のポイントではアタリが無く、さきほど話に出た大岩の所まで下って来た。
大岩の間のポイントが気になり、もう一度、探ってみる。
振り込む、底まで落とす、仕掛けが馴染む、流れに乗せる。
!!!、何かもぞもぞとした感触、そしてククッ。
アワセると、20センチ弱のアマゴが出た。
再度探る。
またまたアマゴである。
再度探る。
???、なんだあ。イワナである
イワナはたまに釣れるが、リリースをと漁協が嘆願しているので、
写メを取った後、りりース。
このポイントは、これで終了。
丁寧に探っていたので結構時間が経ち、1時半
もう一箇所、探ってみることに。
温泉まで下り、下から探ってみる。
もう、竿抜けポイントか、深場しかアタリが出ない。
深場では、陣取っていた方の後、いきなりアマゴを掛けたが、その後はウグイばかり。
良型と思ったら、ウグイという始末。
やーんぴ!
南日裏の奥田交付所に立ち寄り、挨拶する。
『あれ、どうするの?。持って来たけど』
「医者が捉まらんのや。確認してから連絡するわ!」
無理強いは出来ないので、ほな又と帰宅する。
帰宅後、アマゴの下処理をして、元自治会会長宅にお裾分け。
そうすると、
「いつも、貴重な魚を頂いてすいませんねぇ。今度○○さんとカラオケ行きましょうよ」、
とお誘いを受けた。
『そうですね、是非誘って下さい。』
と半分期待を込めて、返事をする。
明日は晴れるだろうから、ウエダーを乾さないと。
■本日の釣果 アマゴ:26匹 イワナ:1匹 (型少し小さめ)
2017/3/12 (日)
天川のアマゴの解禁釣行
■解禁前日 2017/3/11
解禁日の前日、昼頃に南日裏の奥田交付所に立ち寄り、手土産を渡して川券を買う。
『こないだの雪は凄かった。膝まで積もったわ!。』
「へぇー、凄いな!」
という天候の話を聞きながら、
「あの、よく喋るおっちゃん達は、今年もくるの?」と聞くと、
『来るで!』という返事。
グループで来られ、釣りをしながら喋り続けるおっちゃん達。
ここ入りいなと、釣り場を空けてくれるおっちゃん、元気やったんや!。
何故かホッとして、今年のポイント探しに車を移動する。
今年も来てるかな、大阪の花園から来ているおっちゃん。
川沿いに下り、ここ数年陣取る場所に来ると、「あっ、見覚えのある車が止まっている。
車を止めると、見覚えのあるおっちゃんがドアを開けて出てくる。向こうも覚えているようだ。
川を眺めながら、結構あちこち行かれた釣りの情報をひとしきり耳を傾ける。
尺アマゴのポイントも、気軽に教えて下さった。
⇒ 今年は長良川から和歌山の川に切り替えようかと思ってしまった
川では時折アマゴがライズしたり、ヒラを打ったりしている。
蕗の薹が生えていないかと、近くを散策するが見つからない。少し時期が早いか?
車に戻ると家の方が出てこられたので、「いつも、騒がせてスミマセン」と軽く挨拶する、
エンジンの音、煩くないですか?と訪ねると、気にならないとのこと。
川のせせらぎの音の方が大きいようです。
まだまだ時間があるので、川の様子を散策してみるが、既に川に馴染んでいるアマゴは、なかなか見つけられない。
再び車に戻り、車のおっちゃんと話をする。
王子製紙に定年まで勤めあげ、今は悠々自適の生活で釣り三昧とのこと。
エエなあ、こちとら、まだローンに追われてるわ!
一頻り話して車に入ると何やら湯を沸かし始めた。
なかなか湧かない様子だったが、暫くしてコーヒー要るか?と差し入れして下さった。
暖かい飲み物は有りがたい。
いくら話していても、なかなか時間が経たなかったが、漸く日が山影に隠れた。
これからが長い苦痛の時間である。
毎年のことであるが、なかなか寝る姿勢のベストポジションが決まらないのである。
シートを倒したり、後部座席で横たわったり、色々と試みるが落ち着かないのである。
そうこうしていると、夜中の12時になった。
その時、コツコツとドアを叩く音がして、またまたこれでも飲みと熱々のお茶の差し入れ!
申し訳ないですと、有りがたく頂きました。
カイロ持ってるんか?、余分に有るからあげるでとありがたい申し出を素直にうける。
あと6時間。否、5時間ほどだが、これまた長いのである。
夕方、うとうととしたので、暫くは眠くならないからである。
寒くなってきたので、再びエンジンをかける。
■解禁日当日 2017/3/12
2~3時間おきにトイレに出てとウトウトを繰り返しながら、気が付くと4時半を過ぎていた。
そろそろ準備するかなと向かいの車を見ると、おっちゃんも起きていた。
ドアを開けるとおっちゃんも出てきて、まだ早いなと言いつつも既に身仕度は終わっている。
なかなかの、強者である。
荷物置いてくるわと、クーラーを下げて下に降りていく。
こちらは、ごそごそと身仕度を始めるが、なかなかウエダーのブーツ部に踵が入らない。メーカーさん、なんとかしてぇな!
やはり、靴下カバーを履くと入り難い。
懐中電灯で足元を照らしながら、吊り橋を渡り川原に降りるが、まだまだ暗い。
あと30分は待たないと、目視での釣りは無理である。
しかし暫くすると、向かいで電気浮きが飛び始めた。
まあ、解禁時刻の5時は過ぎているから構わないが、相変わらずのなかなかの執念である。
辺りが薄明かるくなってきたが、こちらは目印が見えるようになるまで、暫しの我慢である。
寒さでまともに指が動かないので、根掛かりすれば仕掛けを直すのに手間取るからである。
時折バタンというクーラーを閉める音が聞こえる。ポツリポツリ釣れているようだ。
漸く白い岩が分かるほどの薄明るさになってきたので、仕掛けを振り込む。
右手の浅い瀬から左手のやや深め(といっても50センチほどか?)の瀬へと流れていき、流れも少しゆるくなっている。
本筋を流すが、直ぐにはアタリが出ない。たしか昨年も同じような状況だったような・・・・
暗いため流れが早いと、餌も見えにくいのか?
本筋の向こうの、少し流れのゆるいポイントを探ると、直ぐにアタリがでた。
早速写メろうと思ったが、ありゃあ携帯を車に置いたままだ。
流れの脇のポイントを攻め、少しずつ数を伸ばしていると、さらに明るさが増したので、あらためて本筋を攻めると出ました出ました。
ここからは解禁ならではの入れ食いである。
一流し毎にアタリが出る。イクラ4粒でアマゴ一匹!。なかなか効率が良い。
向こう岸からも、バタンバタンとひっきりなしにクーラーを閉める音が聞こえる。
暫くすると、上から釣り人が降りて来るが、さほど広くないポイントなので、上流か下流に歩いていく。
二人で釣り三昧とは、解禁日ではなかなかないこと。
そういえば昨年は夜明け前に車が止まり、川を覗いて『此処空いてるぞ!』という輩に、『挨拶せんかい!』と一発かましたことを思い出した。
その時は車のおっちゃんは何も言わんかったので、止む無く私が口にだしたのだが、ひょっとしておっちゃんの用心棒代わりに使われとるんかいな?
流れの筋を探ると、比較的型の良いアマゴがかかってくる。
時折ツンツンというアタリがあるが、チビアマゴのためかハリには乗らない。
一時間半ほどの入れ食い状態が過ぎると、あとは竿抜けポイントを探りアマゴを追加する。
向かいのおっちゃんも頑張っていたが、底を取らないウキ釣りの限界が来たのか、パタリとアタリが無くなったようで、下に移動した。
アタリが出なくなった時点で、ほぼほぼ鮎バックが一杯になったので、移動することにした。
道路に上がって行くと家の方が外に居たので挨拶する。
この方とは昨日も話をしており、
『養殖物のボテボテのアマゴは釣る気にならん。食べたいとも思わん』
と言って居られたが、奥様に以前お裾分けしたことが有ったので試しに聞いてみた。
「いつもお騒がせしてるので、良かったらアマゴ如何です?。養殖物やけど?」と言うと、
ホンマと言うと大き過ぎるビニール袋を持って来た。(昨日の話はなんだったの?)
5匹お裾分けして、つり橋の下に移動する。
おっちゃんともう一人釣り師が深場を探っていた。
こちらはさらに下に移動しようとすると、『ここで釣りや!』とお誘いの声。
『底におるで、大きなやつもおるで!、何匹も泳いでるの見えるで!』と、かなりのラブコール。
挑戦状を叩き付けられた感もあったので、挑戦する。
最初は軽い重りで狙っていたが、仕掛けが落ち切る前にポイントを素通りするので、2Bの重りで素早く底まで落とし底を探る。
すると、さっそくアタリが来て、25センチ近いアマゴがパタパタと掛かる。
だが、10匹も続かず、がっくり。
そこから下流も探ったが、既に入られていてアタリが出ず、まだ正午にも間があるので移動することにした。
とは言うものの釣ったアマゴを捌いて、大阪市内の居酒屋に差し上げるので、ゆっくりとはできない。
あと1か所、ダム下を探ろう。
車を移動しダム横に付け、降りていく。
ダム直下まで行くと、昼飯中の初老の釣師が一人食事中!。
釣って良いかと確認して釣り始めるが、風が強くなり上手く振り込めない。
ツンツンとアタリが有るが、チビウグイのようで掛からない。
初老の釣師は、既にアマゴを2匹釣っておられていた。
この方、私より長い、8.3Mほどの竿で、重りを重くしてキッチリ底を探っておられる。
大物狙いのようだ。
ここはすっぱりと諦め、下流の瀬を狙いに行く。
しかし、この崖を良く降りて来られたなと関心する。
瀬では22センチほどのヒレピンアマゴを一匹追加しただけ。
やはり、入られていたようだ。
朝方は水溜りに氷が張っていたのだが、昼からは暖かくなり、少し汗も掻いてしまった。
返り支度のため、奥田交付所に立ち寄り、前の川でアマゴを捌く。
さすがに鮎バックから溢れる数なので、直ぐには終わらない。
でも下処理をした方が居酒屋も喜ぶし、近所の方も喜んでくれる。
1時間ほどかかって、アマゴを捌く。
川に立ちこんでいる釣り師の竿に、まだアマゴが釣れている。
やはり交付所の前は、放流量が多い。
着替えをして、奥田交付所に立ち寄る。
年齢と共に病気の話が多くなる。
試してみる価値の有る、否『試すべき良い健康食品があるけど』、と話をすると耳を傾けてくれた。
本当にええ健康食品でと念押しして、また電話で確認することにした。
天川から大阪上本町まで地道を走り、午後5時半頃に『庄助』に到着。
塩焼き用と素揚げ用のアマゴを差し上げ、午後7時頃に帰宅。
近所に恒例行事となった、アマゴのお裾分けをする。
荷物の片づけと入浴を済ませ床に入ると、翌朝は7時まで熟睡できました。
◎番外編
どうも、世間の人々は体調が悪くなったら、なんでもかんでも薬に頼りすぎますね。
医師も言っていることだが、断固『薬は毒』です。
注意書きに"用法・用量に注意して下さい"と書いてあるのが、証拠です。
その最たる例が「抗癌剤」。これを投与されると食欲不振、吐き気、脱毛という症状がでます。
癌細胞を攻撃するため大量の活性酸素を発生させる抗癌剤ですが、正常な細胞も傷めます。
大量の活性酸素を抑える為、これまた大量のエンザイム(酵素)が消費されます。
エンザイムが消費し尽され、エンザイムが生産できなくなると、生命の維持は出来なくなります。
大量のエンザイムが消費されることで高齢の方の体力が奪われ、耐え切れなくなります。
悪性腫瘍が見つかれば摘出せざるを得ませんが、術後はエンザイム豊富な食事をして免疫機能を高めれば、
癌の転移・再発は防止できるという研究成果を発表されている医師もいます。
また、血流を改善することで免疫機能を高め、結果として体調改善、血液検査の数値の改善を達成している健康食品も多々あります。
薬は期間を限って服用すべきであって、結果が出ない薬を継続しても体力(=エンザイム)を消耗するだけです。
医師は診断こそ出来るが、薬の研究者ではないので、薬の効能については素人レベルである、と私は思っている。
みなさんも、処方された薬で結果が出なかったというは、多々経験されて居られると思います。
健康になるためには、薬に頼らないこと。
あなた自身が有している力、自然治癒能力を信じなさい。
あなた自身治癒能力を起動させるための努力をしなさい。
それが健康の秘訣ですよ。
■本日の釣果 アマゴ 74匹 良型多し
2017/3/4 (土)
解禁準備
いよいよ、来週の日曜日である。
何?がって、天川のアマゴ解禁である。
恒例行事となっている。
そろそろ準備をと、イクラをパック詰めしている。
仕掛けも新たに作らないとと思いつつ、自治会の幹事をしているので結構時間が割かれる。
明日も、大和川クリーンキャンペーンと、幹事会がある。さらに、確定申告も待っている。集会所周りの水やりもせなあかんなあ。
そうそう、そろそろ散髪にも行かないと・・・、墓花も変えないといかんなぁ。
後で沸かした風呂に入って身体を温めよう。
なんか、やること、いっぱいやなあ!