令和四年 新年のご挨拶
令和四年 新年のご挨拶
明けまして おめでとうございます
昨年末は、所用で何かとバタバタして、挨拶文を書くのが元日となってしまいました。
今朝、貰い物の金箔入りの大吟醸酒(贅沢!)をいただきながら元日の朝食を済ませ、そろそろ賀状が届く時刻だなと思っていたら、突然のピンポーン・・・!!!
年賀状ならポストに入れるだけなので、すわっ何事と玄関モニターを覗くと、郵便屋さんが“速達です”とのこと。
思い当たる節は無いが、速達で送ってくるとは何だろうかと取りあえず年賀状と共に受け取ると、送り主は『渓流釣りの極意』の購入者の方。
私のサイトの“釣り方教室”でも釣果等をアップさせていただいたA・K氏である。
速達の封筒の内容を簡単に纏めると
1. 私の釣りに対する探求心への称賛
2. A・K氏の近況報告
① 釣行フィールドの本流域へのシフト
② シフトの理由
③ 釣行河川の紹介と釣果レポート
④ 「生涯の趣味」が確定した経緯
という内容が、5枚のレポートに纏められていました。
この方、非常に研究心が高く、あっという間に『渓流釣りの極意』を修得され、飛躍的な釣果を挙げられており、『渓流釣りの極意』は¥10,000の価値が有るとも評価されています。
当サイトでも、A・K氏の釣果等のやり取りを紹介致しています。
アメブロの方 ⇒ http://www.hikatteru.com/index.php?FrontPage
→ 渓流釣りの極意【ダウンロード版】
→ 渓流釣りの極意を購入されたA・K様からの感想メール
下記記事以降、11回に渡ってアップしていますので、参考にしてください。
2013.11.11 『渓流釣りの極意』… 『渓流釣りの極意』を購入されたA・K様からの感想メールのアップ と サイトの該当部分の構成見直し
縁起担ぎで元旦に速達で頂いたレポートですので、新年の挨拶代わりに使えとの思し召しと考え、紹介させていただきました。
無論、ご本人の承諾をいただければ、匿名化して内容を紹介させていただきます。
A・Kさん、連絡してください。
さてご紹介が長くなりました。
現在、釣りの環境は徐々に悪くなりつつあると感じています。
河川の水質は良くなっていますが、山が崩れて流れ出した砂利が川底を埋め、ダムや堤防などで魚が遡上できない魚道を作り、両岸・川底のコンクリート化等で住処を奪われ水産資源の減少に拍車がかかっています。
その原因として考えられるのが、人間社会にとって不都合である河川の氾濫の防止、車社会に対応した道路の拡幅工事やアスファルト化等々が考えられます。
さらに生活用水の確保のため、常時流れる河川の水量は大幅に低下しています。
そして、温暖化や水産資源の国際的な取り合いによる漁獲量の低下など、見過ごせない状態になりつつあります。
25年前の釣り人口は2500万人とも言われて比較的取り組み易い趣味でしたが、身近な河川や海岸では魚が釣れなくなり、釣り人口は500万人ほどに減少したようです。
【参考】レジャー白書からみた日本における遊漁の推移
アマゴの解禁に備えて養殖アマゴを放流しなければならなくなったことも、前述の影響を受けてのことだと考えています。
何が言いたいのかというと、単に釣果を自慢するのではなく、また技術を向上させるだけではなく、現状の真の問題点は何かということを考える必要があると思います。
常に魚と向き合っている釣師は川・海・湖を問わず、状況の変化に気付くことが多いと思います。
何を改善すれば状況が改善出来るのか、機会が有れば考えていただきたいと思います。
できれば釣り愛好者から関係者に提案し、具体的な改善策を提案出来ればと考えています。
少しでも状況が改善できれば、良いんじゃないでしょうか?。
それでは今年も楽しい釣りを目指しましょう!
令和四年 元旦