渓流釣り日誌/2018-04-08
追加放流に負けた
今回も追加放流を外して釣行。
山西養魚場跡付近で仕度をしていると、漁協の軽トラが止まり、
「ここには放流しないよ、橋の下に放流するよ」
と教えてくれました。
でも、今回も放流はブッチし、山西養魚場跡を探ってみる。
ただ、前回の釣行の折に、夕暮れまで車が止まっていたので、少々期待薄なのである。瀬のポイントが続き、丁寧に探るも殆どアタリがなく、アマゴ1匹をゲットしただけ。
こりゃあ駄目だと思い、下の橋の下を見に行く。
すると、解禁で会った方が橋の下に居た。
様子を尋ねると、「ええ型やで!」とクーラーを開けて見せてくれた。
解禁前の放流魚と大違い。
もう一人の方が丁度アマゴを掛けた。
まだまだ釣れるようだ。
どうするかなと思い、思案した結果、昨年何度か入った最下流部を探ることにした。
しばらく移動し、トラロープを頼りに川岸まで降りる。
大場所ではアタリなく、移動しながら探るが、鯉の姿だけが目立つ。
向こう岸の浅瀬の流れに仕掛けを振り込むと、いきなりカカッというアタリ。
アワセると、17センチほどのアマゴ。
尾ビレが少しカットされている。
しかしアタリはそれのみ。
再び移動し、最近良い釣果が続いている吊り橋まで移動。
吊り橋直下の深場と、上の瀬(ここは、探った記憶がない)に、数人の釣師の姿が見える。
川原に降り深場の二人の釣師に声をかけるが、アマゴを捌いている一人がこちらを向いたものの何の言葉も返してこない。
解禁釣師だけでなく、追加放流釣師も愛想が悪いし、どうも顔に品がない(感じがする)。
少し上の瀬では、6,7人の釣師がまだ竿を振っている。
釣師は対岸にかたまっているが、渓相を確かめに手前の岸を移動してみる。
今一つの渓相であるが、浅瀬の上に少し深さがあり、上丁度良い感じの流れがある。
一先ず、手前の中州から竿をいれてみる。
と、目の前に20センチほどのアマゴの姿が見える。
食うかなと思いながら、上の流れに仕掛けを振り込み、徐々に仕掛けを転がすように流していく。
すると、重りが底打ちしたのか、引っかかるような感じ。
膝までもない浅くて緩い瀬だからな、と思っていたらコンコンと弱い引き。
!!!、殆ど目の前なので、身体を反らしてアワセると少し重みのある引き。
22センチほどのアマゴである。
こりゃあ、別の奴だな。
再度、上手に仕掛けを振り込む。
どうかな、こんどは振り込んだポイントでアタリが出る。
そして、25センチほどのアマゴが顔を見せる。
あれ!、これも違うな。
見えていない奴が食ってきたようだ。
さらに流すと、またも目の前でアタリが出て、身体を反らしてアワセると、20センチほどのアマゴ。
これかな?
さきほど知人から聞いたとおり、解禁日とは違い良型揃いである。
さらに上に移動し、腰くらいまでの深さの有る流れの有るポイントに来た。
ここまで来たことがないので、はじめて見る光景である。
遠目では、大したポイントが無さそうであったが、ここは良いポイントだ。
手前の方に流れてくる、流れの上に仕掛けを振り込む。
目の前くらいの所で底を打ったのか、引っかかるような感じ。
と、思ったが、コンコンとアタリが出た。
アワセると、24センチほどのアマゴ。
段から幾筋かの流れがあり、川の中ほどにある石に当たり流れが分かれている。
その岩の少し上手に仕掛けを振り込み、仕掛けを止めてアタリを待つ。
ゴンという感じでアタリが出て、アワセると25センチほどのアマゴである。
ナイスサイズ。
同じポイントを攻めて、アマゴが掛かるのを待つ。
アタリは様々。グッと引くアタリや、モゾモゾしたアタリと色々あるが、竿先に変化があればアワセる。
殆ど竿を伸ばし切っているので、時にはスバリを引くことも・・・。
それでも、良いのである。
数匹をゲットした後さらに仕掛けを送り込み、川中の岩の横でアタリを待つ。
ガツンというアタリにアワセると、結構な引き。
寄せて来ると、水面で暴れる。
向こう岸の釣師から、“大きい!!”という声が聞こえる。
タマですくうと、27センチほどのアマゴである。
なかなかのサイズである。このサイズなら、釣り応えがある。
ただ、放流物はアタリが弱く、引きも弱いのが残念。
今度は吊り橋から川を下り、瀬が続くポイントを探る。
アタリはあるが、半分以上はウ君で、しかもハリに乗りにくい。
なんとか5匹をゲットしたものの、向こう岸の二人の釣師も芳しくないようだ。
ひょっとして、我がサイトを見た釣師が入ったのかもと思いながら、急に冷え込んだからかもとも思う。
深場まで下ってきたが、このポイントも足元の砂に真新しい足跡があり、竿が入っているようで、その後はアタリが無くなり、本日の釣りは終了。
■本日の釣果: アマゴ:16匹 (最大:27センチ)
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