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渓流釣りの極意を購入されたA・K様とのやりとり抜粋 Vol3

渓流釣りの極意を購入されたA・K様とのやりとり抜粋 Vol3

渓流釣りの極意』購入者の長野県A・K様とのやりとりメールの中で、『渓流釣りの極意』に関連する内容を★抜粋★しました。
A・K様の了承得ております。参考になれば幸いです。

中抜きが多いので、やや文章の繋がりに違和感がありますが御了承下さい。
固有名詞については、匿名での掲載とさせて頂いております。
ホームリバーの情報や、A・K様が感銘を受けた内容などもございましたが、個人を特定できる記述もありましたので割愛させて頂きました。
評価の良し悪しに係わらず、『渓流釣りの極意』に関係する文面は、ほぼ原文で掲載しております。

私が足元にも及ばないほど研究熱心な方ですので、参考になる箇所もあるかと思います。
なお、ご覧になられて、反感・異論を持たれる方も居られるかと存じます。
私と長野県A・K様が、全てにおいて正しいとは考えておりません。
ここに掲載させて頂いた内容で、何かしら感じ、考えて頂ければと思っております。
ご意見を頂ければ、幸いです。

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□十四回目の返信
 ◆錘について

細山長司さんに、免許皆伝された10人の中の一人の方曰く
 「大物がかかった時に外れることもあり、その後の操作がやりやすくなる」 について
  >残念ながら私にはピン!と来ません。
   →やはり、そう思われましたか(ちょっと安心)。

 お釣師者さんの「天川のアマゴが痩せてるぞぅ」という愚痴?について、ちょっと調べていたら・・・
 お釣師者さんは「いまさらそんなこと」とお思いになるかもしれませんが、私にとってはずいぶん前の情報とリンクして「ちょっとオドロキ」でした。

先日のメールにあった「天川のアマゴが痩せている」件について、私になりに考えてみました。
結論から申し上げます。天川のアマゴは、お釣師者さんが感じておられるとおり、ウグイやニジマスに邪魔され、厳しい状況に置かれているのではないでしょうか!?
今回は、①ウグイの害 ②ニジマスの害 の二つに分けて分析してみます。

それではさっそく、①ウグイの害 からどうぞ(笑)

【①ウグイの害】

ウグイも大量に繁殖しているので、餌には不自由しないはずだが・・・
→逆だと思います。ウグイが大量繁殖しているがゆえにアマゴが困っているのだと思います。
 ウグイの生命力、半端ではないですよ!
 コイ科の魚の中では弱い方ですが、渓流魚と比較するとバケモノみたいなやつです。

 イワナのように水が少ないところで、ヒレで歩き回っても生き抜くという種類の「強さ」ではありません。
 水のないところや流れのないところ(酸素循環が悪いところ)では弱いですが、水温はもちろん、水質変化にも強いですし、汚濁地域でも平気です(東京都心の川にもいますよ)。海でも汽水域なら生きていけます。
 また、奴らは群れます。長野県人で海釣りをやっている人たちの間では、ジョーク込みで「ボラ」と呼ばれているくらいです(苦笑)。
 長野県を流れる○○○川は、イワナやヤマメが釣れます。

 しかし・・・
 10年以上、通勤途中に毎朝必ず信号(歩行者用)に引っかかる場所にある橋の上から観察していたのですが・・・
 しっかりノサばってましたよ、ウグイの諸君。デカくて群れてる(苦笑)
 で、橋の上からみていると、連中は良い位置にいます。
 あれでは、イワナやヤマメが餌を獲ろうとしても、連中が邪魔になって思うようにいかないと思います。
 それに、ご存じのとおり、コイ科の魚は骨が頑丈ですよね。一方、渓流魚は弱々しい。
 おそらく、コイ科の連中に渓流魚がボディアタックしても、負けるのではないでしょうか。

 ちょっとずれますが、私が思うに、渓流魚は、実は弱いのではないかと思っています。
 だからこそ、コイ科の魚が棲みづらい渓流域に生活の場を見出したのではないかと・・・そう思うこと、しばしばです。

 ※ウグイの諸々の話や地元の川のアマゴの話がありましたが、割愛させて頂きます。

 これらを総合すると、天川は・・・
 ウグイがたくさんいるとなると・・・アマゴは、まずは、ウグイの大群に邪魔されているのではないでしょうか。
 それなのに、調べてみたら禁漁期間があるんですって?(4/1~5/25)

【②ニジマスの害】
 もっと深刻なのは、「ニジマス」だと思います。
 あまり知られていませんが、ニジマスは、環境省所管の「外来生物法」で要注意外来生物に指定されています。ちなみに佐賀県では移植放流は禁止です。

 こうした中、天川は・・・
 釣れる率はどの程度か定かではありませんが、かなりヤバいのではないかと思います。
 というのも・・・
 ニジマスの自然繁殖で話題になったのは、奈良県の洞川(山上川)でした。もうずいぶん前になりますが、うっすらと覚えています。
 今回、ちょっと調べてみて驚きました・・・洞川って、天川の上流域なんですね!
 しかも、その場所は禁漁区だというじゃないですか!

 元々はイワナの保護目的のようですが、ホームページで「ニジマス 自然繁殖 洞川」で検索すると、どっさりと出てきて、いくつか覗いてみると、軒並み「巨大ニジマスが泳いでる・・・」。
 中にはイワナと勘違いして「天然記念物」などとのたまっている方もいます(大汗)
 挙句の果てに、本流域で10月から2月まで2kmの管理区域を設定してニジマスを大量放流してるんですって!?!?!?
 そりゃ、まずいっすよ・・・レジャー施設が林立し、観光客も多いのでそうなってしまうと思いますが、地元の方々から見ると「もう天川ではない!」状態なのではないでしょうか。

 さすがに、すぐにニジマスがアマゴを根絶しかねない、というところまでは行かないとは思いますが、そうやって安心していた北海道では、ついに道内ほぼ全水系で自然繁殖が確認され、影響が深刻になりつつあるようです。
 ・・・というわけで、天川のアマゴが痩せている理由としては、ウグイとニジマスの「存在自体」が有力だと思います。
 と言っても、我々にはどうしようもないですけれどね。こんなことを言っても「専門家でもないくせに」と一蹴されて終わりです。
 注意深く見守るしかなさそうですね・・・

 調べてみて改めて思ったのですが、この水系をメインにして、年間20回程度の釣行でアマゴ300匹って、スゴイとしか言いようがありません!
 針の穴を通すコントロールがないと、まず無理でしょう!!
 細山長司さんの直下にランク付けされてもよいのではないでしょうか!!!

◆私の返信

→逆だと思います。ウグイが大量繁殖しているがゆえにアマゴが困っているのだと思います。
 それも一理あると思います。 大きくなってくると、確かに餌の取り合いになりますね!
 しかし、ウグイが小さい間は、アマゴの餌になると思います。
 もっとも、どちらの成長が早いかに、よるでしょうが。
 アマゴが痩せているのは、川虫がハッチする頃にウグイも動き出すからとも考えられます。
 でも、虫を食うより、魚を食った方が身に付くはずですね。
 魚をタンマリ食えなかったひ弱なアマゴが、3年?の寿命が来て、姿を消すから尺アマゴが少ないという結果になっているのかも?。
 川が魚にとって豊かであれば、尺あたりまえということになるのかも?

私が思うに、渓流魚は、実は弱いのではないかと思っています。
 私も、そう思います。水温の変化には特に弱いですね!。
 水で冷やしていない手で掴むと、火傷したのも同然です。
 だから、他の魚が動き出す前の、水温の低い時期に遡上するのでしょうね!
 でも流れの速いポイントでは、餌への反応はアマゴの方が早いですよ!
 最初はアマゴが食いついて、その後ウグイが連発しだしたら、そのポイントは見切ります。

ウグイは吉野でも食べるようです。
たまに立ち寄る”お好み焼き”のオバサンが、”ウグイは食べるよ”と仰ったので、差し上げたことがあります。
でも、その後アマゴを差し上げたら、”そりゃあ、こっちの方がええ!”とのことでした。(笑)

天川では、ウグイは害魚に近いのではないでしょうか。
 命ある魚なのでなんとも言えませんが、他の釣師はウグイが釣れると「陸揚げ」する人、「川縁の石に叩き付ける(残酷ですね!)」人、「そのまま逃がす人。」
 いろいろですが、酷く邪魔物扱いされているのは確かで、そのため、天川ではあっという間に数が減ります。
 まあ、陸揚げした奴はカラスの餌に、川面にプカプカ浮いている魚はトンビの餌になるのですが・・・

解禁中の禁漁期間?(4/1~5/25)、てどういう意味があるのでしょうか?

国際自然保護連合によって「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選定されているんです!
 天川では、禁漁期間に河川の一部(漁協の上流、2キロほど)を管理釣り場とし、虹鱒を放流していますね。
 一昨年の大水害で、殆んど姿を消しましたが、今年も放流するので徐々に増えるでしょうね。
 60センチ級も掛かるので楽しめて、型が大きくなると食い応えもあるのですが・・・
 解禁日に虹鱒狙いで、ここに入る人もいますよ!。食べ応えはあります(笑)

山上川は天川の支流で、洞川温泉街の間を流れています。
⇒ http://www5.kcn.ne.jp/~gyokyou/tenkawarivermap.htm
漁協から1キロほど上流に、景勝地で有名な御手洗(みたらい)渓谷があります。
御手洗渓谷を流れる山上川の入り口に滝があるため、天川本流からの遡上は不可能です。
一度、この滝の直下で泣き尺のアマゴを釣りましたが、痩せていたので本流に逃がしました。
温泉街を流れる一部の区間は、禁漁となっています。トラブル防止のためかな?
大水が出ると、禁漁区間の下流域に虹鱒のでかいのを狙いに行く人がいるようです。(?)

虹鱒は、一昨年の大洪水までは、本流で50センチ級が時折かかっています。70センチ級も確認されていて、何年か前には解禁日に釣り仲間が上げています。
虹鱒って、極悪非道な輩なんですね!。成長も早いし!。
確かに小魚を狙って、岸際に追い詰めているようでした。
天川下流に流された虹鱒がかかるのは、一日釣っても2~3匹というところでしょうか(多いかな?)
かけたら、みなさん持ち帰るからでしょうね!

3,4年前に天川は山崩れして、川に砂が入り込み、川虫の生息環境が悪化しました。
天川村役場の少し下に消防署があり、その前の川底は岩が多く、人がスッポリ入る隙間もあったのですが、全部砂で埋まってしまいました。
絶好のポイントが一つ消えてしまいました。(泣)
砂地が多くなったのもアマゴが痩せた一因でしょうね。
そういえば、一時期よりウグイも減ったように思います。
貴兄の言われる産卵床の減少の関係でしょうかね?

年間20回程度の釣行でアマゴ300匹って、スゴイとしか言いようがありません!
 天川の放流量・回数は、半端ではありませんよ。貴兄も一度、挑戦してみて下さい。
 釣れなくなると解禁釣師はやってきませんから(笑)

細山長司さんの直下にランク付けされてもよいのではないでしょうか!!!
 それは、言いすぎですよ!
 長竿での振込みの精度は少しは上がったと思いますが、雲の上の方ですよ、細山長司さんは(笑)
 細山長司さんとは、一度お逢いしたいですね!

□十五回目の返信
次回の「渓流便」は現在編集中(というか構想中)でありますので、今回は手短に。

ウグイの禁漁期ですが、奈良県漁業調整規則第24条にあります。
産卵期のためと思われます。
www.pref.nara.jp/somu-so/jourei/reiki_honbun/k401RG00000616.html

天川村漁協の放流量の多さは、漁協のホームページを見て驚きました。
でも、これくらいしないと観光客+釣り客の不満を招きかねないのでしょう。
ま、ブラウントラウトが根付いたらそれこそえらいことですけれど、ニジマスですから・・・渓流釣り師が不満を持つほどであればマズイのではないかと思いましたが、お釣師者さんのお話から察するに、まだそこまでは行っていないということで、安堵いたしました。

「砂床」はキツイですね・・・○○○川も、9月の台風直後は砂が山のように堆積してしまい、さすがの私もあきらめましたが、先週土曜日に様子を見に行ったら、砂がだいぶ流されていて、川底の石がずいぶん見えていました。
急流河川の特徴が良い方向に向いているようです。
平成18年の豪雨災害の際も、改修工事が行われたにもかかわず、わずか数年で豊かな姿を取り戻しましたし、台風の1週間後に釣行した時には15cm以下の小型が10匹ほどかかりましたので・・・「これなら来年もいけるかも」と、期待し始めているところです。

細山長司さんについては、いろいろとエピソードがあるようです。
そのすべてが「穏やかな人だった」というオチが付いています。
多くの人がオーラに圧倒されて話しかけることすらできないようですが、勇気をもって(笑)話しかけると気さくに応じてくださるようです。

なお・・・もうずいぶん前になるそうですが、こんなエピソードも。
あるとき、釣り雑誌の取材で●●●川の有名ポイントを訪れた細山さん。
絶好の時間帯となり、周りがアタフタと竿を振る中、細山さんは川をじっと見つめて動かない。
かれこれ1時間が過ぎようとしたとき、おもむろに竿を振り込み・・・そして、ものの10分ほどで尺上を2匹ゲット!
細山さん曰く「これだけ釣り人がいれば先行者がいたはずと思ったので、川が落ち着くのを待っていた」のだそうです。

◆私の返信

奈良県漁業調整規則第24条の件
・第二十四条 次の表の上欄に掲げる水産動物(卵を含む。以下次項において同じ。)は、それぞれ同表下欄に掲げる期間は、これを採捕してはならない。

あまご

十月一日から翌年二月末日まで

やまめ

十月一日から翌年二月末日まで

いわな

十月一日から翌年二月末日まで

あゆ

一月一日から五月二十五日まで

うぐい

四月一日から五月二十五日まで

2 前項の規定に違反して採捕した水産動物又はその製品は、所持し、又は販売してはならない。
(昭五二規則三八・平三規則五・平二三規則一・一部改正)

⇒ 奈良県下の河川の禁漁のコア期間は、10月1日~2月末です。
  ウグイについては、漁協(天川、吉野川他)は何もPRしていません。
  平成23年にも、見直しされているんだ(驚)

  所持し、又は販売してはならない。
⇒ 「陸揚げ」などは、その範囲ではないということで・・・?

奈良県人でさえ知られていないと思いますけどね(笑)
 その通りですね。

「信州サーモン」は、かなりの美味です。
 ご当地ブランドですね。生態系への配慮で、繁殖能力がないのは安心できますね。
 進んでいますね、長野県は。

なお、長野県漁業調整規則第23条について
・第23条 次の表の左欄に掲げる水産動物は、それぞれ同表右欄に規定する期間は、これを採捕してはならない。

名      称                   禁   止   期   間
あ ゆ                       1月 1日から   5月31日まで
いわな                      10月 1日から翌年2月15日まで
やまめ                      10月 1日から翌年2月15日まで
あまご(地方名称あめのうお、たなびら)  10月 1日から翌年2月15日まで
木崎ます                     9月15日から翌年3月31日まで *木崎湖にしかいない幻の魚「木崎マス」のことですか?
さ け                       1月 1日から   12月31日まで
さく河性ます                   1月 1日から   12月31日まで *産卵期あるいはそれに先立って、海から河川に入ってくるます
かじか                      3月 1日から   5月15日まで

ウグイは載ってないですね?
”さけ”も獲れるんですか?(驚)、釣った人はいるのでしょうか?(疑)

天川村漁協の放流量の多さは、県下一、ひょっとして近畿随一かも?
 追加放流もあるし、釣人を引き付けるために、こそっと放流しているとも聞きます
 解禁日は放流ポイント(立て札有り)に釣り人が鈴なり?ですよ。
 放流ポイント以外では余り釣れないので、小競り合いが起こる(悩)
 流石に流れの速い浅瀬のポイントは、人が少ないです。

急流河川の特徴が良い方向に向いているようです
 羨ましいですね、そちらの川は?
 天川は高低差が少ないので、砂溜まりが出来易いです

 一昨年の大洪水で九尾(つづらお)ダムに砂利で溜まり ⇒ http://www.hikatteru.com/index.php?%E6%B8%93%E6%B5%81%E9%87%A3%E3%82%8A%E6%97%A5%E8%AA%8C%2F2012-03-10
 今年はダム直下が砂利で埋まりました。 ⇒ http://www.hikatteru.com/index.php?%E6%B8%93%E6%B5%81%E9%87%A3%E3%82%8A%E6%97%A5%E8%AA%8C%2F2013-06-08
 ダム直下は、型物が狙えるポイントだったのですが・・・

細山さん曰く「これだけ釣り人がいれば先行者がいたはずと思ったので、川が落ち着くのを待っていた」のだそうです。
 そうですね、川を落ち着かせるためには、間を空けた方がいいですね。

□十六回目の返信
まずはお礼から。
「ゴミ」の件、ブログに再アップしていただきましてありがとうございますm(__)m

鈎やガン玉、細糸の場合は水中糸など、ゴミとなり得るものを100%なくすというのは事実上不可能と思いますが、できるだけ削減する努力は必要だと思います。
私は、早朝の釣行で帰りも早いので、食料や飲料は一切持っていきません。

メインのブドウ虫は、「巣あり」の場合は前日までに巣をほぐし、市販時のケースをそのままベストのポケットに入れて持っていきますが、都合よく箱にひっかける穴がありますので、ピンオンリールを付けて落ちないようにしています。
もちろん空になっても必ず持ち帰りますし、中のボール紙も持ち帰ります。

市販ミミズは、ほとんど使わないので持っていかないことが多いのですが、持っていく時は、現着したら、自動車の中で袋から出して大きめの餌箱(ダイワ「クールベイト3」)に入替えます。
釣行時は首からぶら下げます。
参考)//all.daiwa21.com/fishing/item/terminal_tackle/keiryu_te/coolbait3/
index.html

また、多くの方々が苦戦すると思われる「オマツリ等により不要になった糸」についても、うまく持ち帰る工夫をしています。
私の装備については、いずれお話ししたいと思いますので、今日はこのくらいで。
・・・結構書いてるけど(笑)

本日お話ししようと思ったのは「鮭」です。

”さけ”も獲れるんですか?(驚)、釣った人はいるのでしょうか?(疑)
・・・
いやぁ、そう来ましたかっ!
・・・まったく予想していませんでしたっ(爆笑)

実は長野県は、戦前は日本有数の「鮭水揚げ量」を誇っていたんです!!!(驚)
・・・と言っても北の日本海側で、●●●川はまったく関係ないですけれど。
参考)//niigata-mizubenokai.org/2013/1029204144.html

私たちの世代以前の長野県人には、非常に印象に残っていることがあります。
今から40年ほど前、全国各地で鮭の漁獲量が激減し、放流事業が開始されましたが、
長野県も御多聞に漏れず、でした。

「千曲川に鮭よ再び」・・・30年ほど前までの長野県のスローガンで、その頃は宝酒造の焼酎「純」のコマーシャル「カムバック!サぁ~モン♪カモンカモンジューーーン(純)!!!」とタイアップして、民放のコマーシャルで流されていました。
参考)//www.youtube.com/watch?v=hQYIpf61pu0
   ↑残念がら「多摩川バージョン」ですが(苦笑)
    ちなみに最後の映像は爆笑モノです。

私の代の公立高校入試の英語長文問題(と言っても10行に満たない)は、これがテーマでしたし(笑)問題を見た瞬間に「もらったっ!」と思ったので、よく覚えています(爆笑)。

昭和54年から平成11年までの21年間という長い間、放流事業が行われていましたが、「労多くして功少なし」の権化のような形となり、平成11年をもって廃止されました。
なお、「放流モノと思われる鮭の初遡上」が確認された際には、県内全放送局の6時台のニュースのトップ項目になりました。感動したので覚えています。たしか2匹だったと思います。

改めて調べてみたのですが、初回放流の4年後(昭和57年)に2匹遡上した記録がありますが、確か何年も「今年もダメだった」というニュースが続いた後にようやくだったので、「放流モノ遡上」は昭和60年頃かもしれません。
いずれにしても、かつては県民のかなりの関心事でした。現在でも、たまにニュースになります。
参考)//www.asahi.com/eco/TKY201010200210.html

参考ですが、長野県では、かつて、正月料理として、北の地域は鮭を、南はブリ(ハマチ)を出す傾向がはっきりしていました。県がデカイと文化も様々です(笑)
ちなみに、長野県内の鮭の遡上記録で最も奥深いものは、なんとあの「上高地」の大正池です(昭和初期の記録)。ビックリ!
上高地の位置・概要→//ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E9%AB%98%E5%9C%B0

なお、千曲川というのは、日本最長の大型河川・信濃川の上流域のことです。
長野県内でもう一つの大河・犀川(さいがわ)と合流しますが、新潟県に入るまでは「千曲川」と呼ばれます。
長さは「信濃川」と呼ばれている部分より、「千曲川」と呼ばれているところの方が長いです。小学生のころはなんだか悔しかったですね(爆笑)

ちなみに・・・千曲川と犀川の合流点一帯は、ウルトラ級に有名な、あの武田信玄と上杉謙信が何度も戦いを繰り広げた、「川中島」です。
参考)//ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E4%B8%AD%E5%B3%B6

う~ん、ついに歴史ロマンまで飛び火したか(爆笑)

☆☆☆

ウグイの激減については、原因は護岸工事による産卵床の減少であることは明白なので、禁漁期を設定するよりもそちらの方に意識が向いているようです。
ウグイは浅瀬のやや大きめの砂礫(直系2mm~5mm)でないと産卵しませんので・・・

いずれにしても、●●●川は、かつては「ウグイとアユの川」でしたが、現在は「コイとコクチバスの川」になっています。
問題は「浅瀬の砂礫をどう作るか」ですが、今後の「当局」の動向を注視したいと思います(苦笑)

これまでご紹介してきた「ボサ川」ですが、それでも天然に近い渓流魚が育つのは、山岳地帯のため川原が狭く、植物が容易に侵入できるため、ほどよくコンクリートなどが壊れ、急流が底の砂や土砂を洗い、上流から流れてきた石が留まったりして、「石の川底」を形成していることと、樹木が覆いかぶさっているため、昆虫やその幼虫などのエサがたくさん供給されることが大きいと思います。
また、やはり人間・・・「乱獲不可能」な状況があることも要因でしょう。

◆私の返信
「ゴミ」の件、御安い御用です。(笑)

ほおーっ、千曲川にサケが65年ぶりに戻ったんですね。
水量が増えたとのことですが、これはアマゴにも言えることですね。
身体が大きい魚は、浅場を嫌う傾向があります。
腹を擦りながら、背中を出しながら泳ぐのは、怖いのだと思います。

砂利による川底の上昇は、吉野川、大和川でも同じです。
大和川では、今年の大雨の時に、氾濫の危険性も言われたほどです。
私は氾濫による損害救済よりも、川底の浚渫に予算を使ったほうが、政治的判断として正しいのではと思っています。
浚渫すれば川底の岩が顔を出し、河川環境も改善されると考えています。

もっとも、大雨の度に浚渫が必要になると思います。
砂利がドッサリ溜まる箇所を浚渫重点ポイントにすれば、要所要所で砂利をすくうだけで良くなります。
毎年繰り返せば砂利が減り、産卵床が増え、魚の遡上も改善されると思われます。一度、ご提案下さい。

m級のコイがいるのですね。
そちらでは、コイのアライが好きな人は、いないのでしょうか?(笑)

□十七回目の返信
コイは、まず食べませんね・・・なお、長野県の佐久地方(軽井沢がある地域)では、きれいな+冷たい水で養殖したコイを出荷しています。
日常の食卓に上ることも珍しいことではないと聞いています。
私も、佐久市の料理屋で鯉こくや鯉の洗いを食べたことがありますが、おいしかったですね~♪

諏訪湖は、流出河川が天竜川だけで、あとは流入河川ばかりです。湖畔はぐるりと街が広がっており、セイコーエプソン本社がある関係で、精密機械工業が盛んです。

天竜川は、私が中学生ころまではひどい水質でした。
諏訪湖だけでなく、上流域に大きなパルプ工場があり、その影響で夏になると変な臭いが周囲に漂っていました。
「天竜川の魚?誰も食べねぇよ」・・・これが「常識」でした。

現在は、パルプ工場は廃業し、諏訪湖もずいぶんきれいになりましたが、かつての記憶がどうも引っかかってしまって(苦笑)。

そんなわけで、コイもアユも、地元の人たちは天竜川本流はあまりやらないですね。
コイは、佐久地方産のものをスーパーで買った方が安全(大汗)ですし、アユは■■■川や■■■川などといった比較的大きめで下流に浅瀬が広がる支流でやる人が多いようです。

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