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渓流釣り日誌/2021-03-14

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令和3年・天川アマゴ解禁

3月に入って昼間は暑いと感じることも有るが、夜明け前はフロントガラスが凍り付くほどの寒さになる日もある。やはり、天川のアマゴの解禁を迎えないと、春はやって来ないようだ。

車中泊には暖房が欠かせないので、ガソリンを給油した後、天川に向かう。昨年同様、前日からの天川入りとなった。

一先ず、川合から最下流部の広瀬地区まで、移動しながら様子を見る。所々に気合いの入った釣師の姿が見受けられる。

九尾ダムの上流は濁りが取れつつあるが、下流は一雨降った後の青白い流れが目につく。雨が止めば、これも笹濁りに変わり、ベストのコンディションになるのだが・・・。
小川のキャンプ場の前は、流れが緩く感じる。前日の雨の量はさほどではなかったようで、平水レベルなので、どうも雨が降る前は渇水状態であったようだ。

最下流部の広瀬地区の橋の所で、見知った顔の方が居られたので、少し話をする。
橋のたもとに在ったトイレは無くなり、300mほど下に新しいトイレが出来ている。
まだ雨が降って来たので、広瀬地区からUターンし、いつもの南日裏の事務所に顔を出して年券を買う。
たまたま漁協の職員が顔を出していたので少し話をする。

雨は止んだと思ったが、時折降ってくる。やはり山の天気は安定しない。暫くすると馴染みらしい方が3人来られたので、事務所を後にしていつものポイントまで移動し車を止める。

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社内で寛いでいると、うとうとしてしまったようだ。
コツコツと窓を叩く音に気付くと、地元のお巡りさんがいた。
注意喚起のチラシをもらい、『地元住民に迷惑とならないように注意してね!』、とのこと。参考までに、チラシを載せておく。天川に限らず、釣師の皆さんには釣行時には留意頂きたい。

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夕方近くに、隣家とおぼしき方が来られ、車を止めている所は岩が落ちて来た所なので、車を止める位置を少しずらしたほうが良いと言われた。山側を見ると、岩が抜け落ちた箇所が見えた。今まで、車に落ちて来なかったのはラッキーだったようだ。

その後、少し話をすると、その方もアマゴやアユを釣っていたようで、釣り談義に花が咲く。しかし、また雨が強くなってきたので、話はそこで打ち切りとなった。

車を移動した後、日が落ちるとすることがなくなり、窮屈な車内でベストポジションを探るが、真横になれないので熟睡は出来ない。エンジンをかけて暖房を入れる。一晩で10リッターほど消費するんだろうなと、何気なく思ってしまう。

たまに車が通り過ぎるが停車する車はない。明け方になれば、バタバタするんだろうな。

午後10時半を回った。
肩幅が収まらないシート、フラットにならないシートでは、熟睡できない!

12時になった。
時折、車が脇を通りすぎていく。

2時になった。
今年は車が少ないのかな?

・・・・

ふと気付くと午前4時を回っていた。
少しは寝られたようだ。

5時前に二台の車が、後ろに止まった。
どうやら、ここで釣るようだ。
だが、挨拶に来ない。

こちらも、準備にとりかかり、懐中電灯の光を頼りに、ポイントまで移動する。

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此処はなかなか日が差さないので、仕掛けの目印がある程度見えるようになるまで、待たなければならない。

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少し明るくなってきたが、期待を裏切り、水は青白く濁ったままである。夜になっても、時折雨がパラついていたので、やむを得ない。水の流れも、いつもより緩い気がする。コンディションとしては良くないが、此処で釣るしかない。

釣りを始めたのだが、水の透明度が低いため、直ぐにはアタリが出ない。解禁日としては、初めての経験である。
仕掛けを流れに乗せてアタリを待つが、水の透明度が低いためか、期待するほど頻繁にアタリは出ない。
アタリが有っても、す鈎を引くこともあり、若干ストレスとなる。
そして、アタリが若干柔らかいことに気付いた。
じっくり待ってアワセると、ありゃりゃウグイが上がって来た。
水温が例年よりも、若干高いため、お邪魔虫が目覚めたようだ。

ポツリポツリとアタリが出だしたが、解禁日特有の入れ食いとはならない。
流れが緩いので、上流に移動したのかも知れない。
水が濁っているので、底も取り辛い。アタリも弱いので、アワセ難い。

釣り上がって来たのは・・・、かなり小振りなアマゴである。今年のアマゴは小さいと釣師のボヤキが聞こえてきそうだ。
ポツリポツリとアタリが出て、少しずつ釣果が伸びるが例年ほどではない。
対面のルアー軍団も渋い状況が続いているようだが、アマゴが掛かったときは賑やかになる。
アタリが出なくなったので、立ち位置を少し下手に移動し、底を探る。
流れが緩いので、アタリが出るまでじーっと待つという我慢の釣りになる。
そして、アタリが出始めると、入れ食い状態になった。
対面の若手の釣師から「入れ食いですね」と声がかかるが、昨年の状況と比べると物足りなさを感じる【贅沢な】

流れが緩くアタリが分かり難いが、なんとなく止まり、その後手元に伝わる振動にアワセると掛かりやすいようだ。

しかし、思ったほど数は伸びない。やはりアマゴは上流に移動しているようだ。
アタリが遠のいたので、一旦釣りは終了。

まだ昼前だったので、休憩がてら上流に移動し、次に探るポイントを探す。
釣り上がって来た釣師に釣果を確認すると、私よりは良いようだった。
浅い瀬のポイントは、餌が見えやすいので、良い釣果に恵まれたようだ。

放流ポイントを外して、居残りを探ろうと九尾ダム下の瀬を探ることにした。
そして気付いたのは、水の濁りが消えていることだった。
この状態なら、アマゴも餌を簡単に見つけられ、釣果も上がっただろうな。

ダム下の瀬を探って、アマゴ5匹とニジマス2匹を追加し、解禁日の釣りを終了した。うれしいことに、アマゴは皆ヒレピンであった。

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ダム下流部は釣り残しが数多くいるだろう。
来週の釣りが楽しみだ。

■本日の釣果  アマゴ:54匹 ニジマス:2匹

仕掛けの高切れ、外れ、などで仕掛けを作り直したためか、思うほど釣果は伸びなかったー。



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