渓流釣り日誌/2019-04-27
十連休初日釣行
今回は夜明け頃の出発である。
空一面に雲が広がっている。見事な曇天である。
雨の後なので、アマゴも活性化する筈と踏んでの十連休の初日の釣行である。
だが、今年はどうも調子が出ない。
膝も影響しているが、餌であるイクラの品質が例年と違い少し硬い、つまり、イクラのエキスが出にくいのが原因の一つになっているような気がする。
川は降雨のため少し水位は上がっているものの、流れに元気がない。
こりゃあ、今回も期待薄だなと思いつつ、南日裏のキャンプ場に入る。
簡単に入られる場所だが、一週間前に放流はしている。
三人ほど釣り人が居て、既に数匹の釣果は出ているようだが、私に来るのはウ君のみ。暫く粘るが、他も釣れていないようなので、他のポイントに移ることにした。
少し下って、小川キャンプ場にやってきた。
狙い目は深場への流れ込み辺りだが、流れは弱い。
数投目でアタリが出るが、鈎に乗らない。
ウ君のようだ。
ウ君が出てきた後も、アタリが有るので、慎重に仕掛けを流すと、ククッというアタリで16センチほどのアマゴが出てきた。
その後もアタリが有るので、探っているとアマゴを2匹追加。
その後はウ君が姿を見せたものの、アタリが遠退いたので瀬に移動。
だが、藻が生えていて、これではアマゴは居付かない。
一応探ってみるものの、アタリなし
しかし、瀬肩の手前でなんとアマゴがゆらりと漂っているではないか。
藻を避けてその場所に居るという感じ
少し上手に仕掛けを振り込み、アマゴが見えた辺りを流すと、目印がクイクイと触れ、アワセると20センチほどのアマゴである。
水嵩が低いので、そこから渡渉し対岸に渡る
瀬の下のプチ深場を探ると、コツッという単発のアタリ
!!!
カッカッというアマゴ特有のアタリではない
もう一度探ってみる。深場に入ると少し穂先を下げて、底を取るように流すと、なんかモゾモゾとした妙な感じ。
アワセてみると、結構な引きで右左へと逃げまくる
これだと尺は有るなあと思い、慎重にやり取りすると、スレ掛かりした26センチほどのニジマスであった。
くー、残念
魚種も型も期待外れ
さらに下に下りながら、流れの有るポイントを攻める
深さ20センチも無いチャラ瀬でも居ついているので、隈なく探っていくと、目印が瀬から横の深場の方に流れるという妙な動きを見せた。
瞬時にアワセると、元気の良いアマゴが顔を出す。
下の深場の手前まで探ってきたが、やはりアタリは芳しくない。
期待薄だが、山西養魚場跡の前も探ってみるが、アタリはまともに無い。
下から移動してくるアマゴがあれば、良いポイントなんだが・・・
帰路は清々しい天気となっていた。
■本日の釣果 アマゴ:6匹 ニジマス:1匹
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