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渓流釣り日誌/2018-09-24

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平成30年度のアマゴ釣り結果を振り返って

今年度のアマゴの釣果は以下の通り617匹であった。
※実はサイトにアッブしていない釣果も、若干あったのですが・・・

回数 釣行日  結果(匹) 累計(匹)
1 3月11日  43   43   (解禁日)
2 3月17日  50    93
3 3月25日  54  147
4 3月27日  53  200
5 3月31日  50  250
6 4月5日   28  278
7 4月11日  28  306
8 4月16日  12  318
9 4月22日  11  329
10 4月28日  18  347
11 5月3日    41  388
12 5月4日    25  413
13 5月12日   12  425
14 5月17日   20  445
15 6月2日    25  470
16 6月9日    14  484
17 6月17日   40  524
18 6月23日   18  542
19 7月14日   8  550
20 8月10日   9  559
21 8月17日   9  568
22 8月26日   7  575
23 9月2日   21  596
24 9月15日  16  612
25 9月15日   5  617

流石に7~8月は渇水気味だったので釣果は伸びず、雨に期待するしかなかった。
9月に入ると台風の効果?で水量が増し、ポイントを絞って釣行した結果、再び釣果が伸びている。

例年の倍の釣果の原因を振り返ってみると

① 今年の放流魚のサイズが小さかったので、その分放流魚の数が増えた
② 釣行回数が例年より多かった
仕掛けの錘を軽くした
④ 釣りの技術が昨年度より向上した

解禁直後の釣果は平均すると50匹にもなるので、①が釣果の底上げに貢献しているのは間違いない。
また釣りの技術は若干向上しているであろうが、飛躍的にというのは無理があろう。
一方釣行回数が例年より増えているが、平均釣果はほぼ25匹/回であったことを考えると、③の理由が一番妥当と思われる。

これまでは主に1Bの錘を使用していたが、去年位から6号~7号の軽い錘を中心にした仕掛けに変えたことで、アタリ以前の咥えた時点の感触が伝わってくるようになったため、タイミング良くアワセが出来るようになったのが良い結果に繋がったと思う。

錘を軽くすると仕掛けが底波に乗り易いので、魚が餌を咥えた時に違和感を感じ難いというメリットだけでなく、根掛かりの危険性が減るというメリットも有る。

 時折、流れが速い場所や深い場所などで、止むを得ず1Bなどを使った場合、アタリが小さく・鈍く出るのでアワセのタイミングが遅れることが多かった。例年の釣果が300匹あたりで留まっていた一つの原因であろう。

 確か、あの細山長司氏が教えを乞うた釣聖・恩田敏雄氏も、“錘は軽い方が良い”と言っていたと記憶していて、長良川に遠征した際に芳花園を経営されている義理の息子さんと話しをした際に、細山長司氏は錘を付け過ぎるという見解で一致した記憶がある。そういえば、残念ながらここ数年は遠征出来ていない。

天川の最近の状態は、2011年の大水害以降、大型のニジマス・アマゴが下流に流されたためか激減した感が有ったが、今年は尺アマゴ(31センチ)に出会うことも出来たし、65センチのニジマスを筆頭に例年より多くのニジマスに出会えた気がする。

川が復活してきた感が有る一方、天川村の消防署の前などは岩の隙間が砂で埋まり、魚が隠れる岩の隙間が無くなって久しい。他の瀬でも同様で、浅瀬のアマゴは一瞬にして釣り切られてしまい、深場から移動してくるのを期待するしかない。

一方、天川村は避暑地としての開発が進んでおり、いわゆるキャンプ場が増えてきた感がある。キャンプ場が増えると夏季の水遊び客が増え、釣師とトラブルが発生する一方、川の流れの恐ろしさを知らないことで水遊びの水難事故も増えるであろう。

また、あまり触れたくないが、釣り歩いていると様々な異物が川に存在することも事実で、釣り餌の容器だけでなく、黒くて太くて長いホース、太くて長いワイヤー、金属の部品、ブルーシート、分厚い毛布状の物、空き缶、ビニール袋など挙げればきりがない。
“来た時よりも美しく!”と思っても、とても持ち帰られない物が殆んど。

大洪水の産物であろうが、清流を謳うのであれば放置せず村として撤去する努力をすべきであろう。清流が清流でなくなれば、キャンプ場にやってくる客も減り、釣り客も減ることになる。お金儲けも必要であろうが、来訪者が望む環境を維持することも大切ではないだろうか?

天川では今年から川原でのバーベキューが禁止された。水源の汚染防止、ゴミの放置を防止するためであろうが、川にゴミを捨てていくキャンプ客は多いが、金儲けに目が眩んだ経営者はそれを咎めることは少ないようだ。

 余談だが、釣行記にアップはしなかったが、ラス前の釣行で川の中のとんがった岩の上に、簡易のボートのような名前入りの浮輪を拾得して、「なごみ村」に届けてあげたのだが、一抱えもある簡易のボートを持って行ってあげた割には、至極簡単に“ありがとう”の一言で終わってしまった。キャンプ客が多かったからであろうが、このような気持ちの分からない経営者にとっては、川の汚染などは気にするほどのことではないようだ。

釣師にもたき火をする釣師も居る。イクラの瓶やミミズのパック、仕掛けなどのゴミが、立ち入りにくい岸辺に捨てられている。

天川を汚さぬために、清流の名を汚さぬために、環境保全の大切さに気づくのは、早ければ早い方が良い。



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