最長寸のアマゴ釣行記
道糸が唸った!!! (渓流釣り日誌:2011年6月25日 掲載)
久し振りの釣行である。
雨、風が強かったり、雷注意報が出ていたりと、この時期はなかなか天候に恵まれない。
先日より降りそうで降らない天気が続いているので、今日は思い切って釣りに出かけることにした。
垣根の剪定も延び延びになっているが、なんとなく本流がおいでおいでと呼んでいるように感じたからだ。(多分、勘違いでしょう)
夜明け頃に現地に着くように、珍しく夜明け前に出発。
40センチ超えのアマゴを釣ったらそれで充分だと、妄想を抱きながら川に下りていく。
前回実績を上げたポイントを攻めることにする。
水嵩は一旦増えてまた引いてきているようで、前回の釣行より20センチ程度下がっているようだ。
川辺に立つと、向岸の上から「キャン」という鹿の声が聞こえてきた。
警戒警報発令である。
暫らく見ていると、二頭の鹿が断崖をピョンピョンと、あっという間に移動していった。
鹿の姿を横目で見ながら仕掛けをセットして、此処しかないという大きく渦を巻いているポイントに仕掛けを投入。
一回目、二回目、まずはイクラを切る。
暫らくはアタリがないだろうなと思いつつ、三回目の仕掛け投入。
流れに乗って仕掛けが流れる。
と、「ズン」という感じでなにやらアタリが・・・。
”えぇっ、もう来たか!”と反射的に合わせる。
上手く鈎に乗った。
重みがあるので、良型であろう。
しっかり抵抗してくれる。
そして、グイグイと深い方に逃げようとしている。
”そうは問屋が卸しません”と竿を保持していると、グングンとさらに突っ込んでいく。
穂先が水面に突っ込みそうだ。
「キューーーン!」
おっと道糸が鳴った!、何年振りだろうか?。
これは尺は確実だ。
だが、引きが単調で直線的である。
虹鱒か鯉の可能性もある。
深場への突っ込みに失敗したヤツは、今度は流れを遡ろうと頭を川上に向けた。
だが、ここで力が尽きたのか、一気に寄り始めた。
フィナーレである。
寄せながら竿を上げてタモですくう。
立派なアマゴである。
40センチはなさそうだが、35センチは確実にある。
自己記録の更新は確実であろう。
体高も10センチはありそうだ。いい顔をしている。
鈎は歯の隙間に刺さっており、撮影していたら鈎が外れてしまった。
とりあえずストリンガーに付けて、泳がしておく。
その後は、”難しいかも”と思いつつ、暫らく粘るがアタリさえない。
前回は下の流れの方でライズが見られたのだが、今日は見られない。
次回に期待し、上の瀬を探ることにする。
が、ポイントらしい箇所でも、なかなかアタリが出ない。
唯一あったアタリで、23センチのアマゴを追加するに留まった。
今日は夏を思わせる天気で、次から次へと汗が出てくる。
全身汗だくで、帽子のツバから汗がポタッポタッとひっきりなしに落ちる。
腰に付けた凍ったペットボトルから水分を補給するが、解凍が間に合わない。
瀬は期待したほど反応がなかった。
背中が暑い。
なんという日だ。いきなり夏になってしまった。
□まな板の対角長は、41.5cm
時刻は八時を回ったところだが、日陰がないので身体が持たない。
目的は充分達成したので、納竿することにした。
□本日の釣果2匹
アマゴ・・・37.6センチ、23センチ
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コメント
• お釣師者さん お祝いが メッチャ遅れましたが
改めて・・・おめでとうございます(^-^v
次回は まな板サイズ目指して 頑張りましょうねっ!
私もまな板が夢です が・・・中々!(笑) -- たけちゃん 2011-07-02 (土) 20:14:38
• お祝いのメッセージ、ありがとうございます。
6/4に何匹か上げた場所を攻めたのですが、この日はこの一匹でした。最初にくるのは、やはり良い場所を仕切っている大型の魚でした。
しかし三投目は予想外で、思い切り竿をしならせてくれました。
大きさも40センチ近かったので、思わず「よっしゃー!」と心の中で叫んでいました。
水が出て魚も移動したためか、この場所ではこの一匹でした。
この大きさの魚が居れば、25センチ以下の魚は追われて別のポイントに逃げたのかも分かりません。
そうですね、次はまな板大のサイズを目指しますよ。
でも宝くじにあたるようなもんですから、いつになることやら。
たけちゃんも、頑張って下さいネ!。 -- お釣師者 2011-07-04 (月) 06:46:00