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渓流釣り日誌/2021-03

2021/3/27 (土)

天川アマゴ解禁・2週間後

日曜日は待望の雨だが、天候は荒れ、特に風が強くなるとのことで、前日の土曜日に行くことにした。
そして、これがレアな幸運を呼ぶことになった。

天川の南日裏に着いたのは、夜明け少し前。
目印がまだ見難い明るさである。
途中、凍結注意のサインが出ていたが、泊まっていた車はカチカチになっていた。

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15分もすれば釣りが可能な明るさになるはずと、5時半頃から身支度をする。
とはいうものの、川の水面は殆ど鏡状態なので、C&Rへの流れ込みの部分に的を絞って探りを入れる。
とはいうものの長竿なので、踝(くるぶし)程度の浅瀬は釣り難いため、すっ飛ばす。
気温が低いのか、指先が痛い。
ここで5匹(殆ど天然物)

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次はC&R区間の下に入る。
仕掛けを振り込むと、!!!、アタリ?
根掛かりかもと思いつつ、慎重に振り込みアタリを待つと、来ました来ました30cほどのニジマス。

ここでニジマスとアマゴを一匹ずつ。
さらに下に下ると、???・・・、川相が変わっている。
ブルが入ったのか、ベタな瀬が広がっている。

中石、小石が咬んでいる所は、アマゴが好むポイントで、水深も20~50センチ程度と、これまた好条件!
一振りしてみるとアタリが有り、18センチほどのヒレピンあまごが顔を出す。
幸先良しと続けて振り込むが、アタリ無し。
少し奥のポイントに振り込むと、・・・、仕掛けが流れ切る辺りでアタリが出て、またヒレピンあまごが顔を出す。

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続けて探っていると、アタリが有っても鈎に乗らないので、止まるようなアタリの場合は、カツカツというアタリや横に流れるアタリが出るまで待ってからアワセると、鈎に乗るようだ。だが、鈎を飲まれることが多い。・・・、難しい。

アタリが続き、目印への反応も高く、魚の気配がプンプンするので、ここで粘ることにした。気温が少し上がって来たのか、指先の痛みはなくなった。
そして、解禁顔負けの入れ食い状態に突入。
一流し毎にアタリが出る。
錘を軽く(4B)し、流れに仕掛けを乗せて、ゆっくりと流していくと、目印が縦横に流れる。
ピュッと素早く動くこともある。
浅い瀬なので、下に引くアタリではなく、横に引くアタリに注意し、止めるようなアタリにも注意を払いながら、根掛かりにも注意する。

ふと気づくと、鮎バックが一杯になって来て、アマゴが入れ難くなってきた。
ふいに、吉野川の入れ食い状態を思い出す。
あの時は、一旦鮎バックのアマゴを車のクーラーに移しに行って、100匹オーバーの記録を出した。
今日はそこまでにはならないだろうが、1時間以上入れ食い状態が続き、40匹以上は釣ったであろう。
アタリがまばらになってからも、満遍なく探るとアタリが出るので、やめられない。しかしアタリがあってもウ君ばかり掛かるようになったため、トイレ休憩のため南日裏に戻る。

管理人は・・・いない。
買っておいた、コンビニの握り飯とお茶で腹を満たす。

昼からどうしようかと思ったが、再び下に下って、もう1カ所和田地区の神社の下を探ることにした。
足元には本日付いた靴跡がいくつか目についたので、期待はしないが丁寧に探ることに留意する。
水の流れで浸食されて出来た、岩床のくぼみの流れを丁寧に探ると、ポツリポツリとアタリが出て、アマゴが出てくる。

暫くすると、漁協の監視員がやってきて釣果を尋ねられ、午前中の成果(50匹)を伝えると、他の釣師の釣果は芳しくないとのこと。
まあルアー釣師は、アマゴ釣りの基本を知らずに、いきなり我流の釣りをするから、釣果は望めないだろうと、一端の釣師ぶる。(ルアーマンさん、ご免なさい)
「天川に通って何年目ですか?」と聞かれたので、10年以上になるかなと答えると、一目置かれたようだ。
「遊漁券は?」と確認されたので、『いつものように、上の道路に止めた車のダッシュボードに置いてある』と答えると、「後で確認します」とのこと。

監視員と別れさらに下に移動すると流れが細くなり、放流区間になる。
かなり叩かれている筈なので、期待せずに探りだけはしっかりといれる。
川の中ほどから竿を出しているのだが、8Mの竿なので道路側から張り出た木の枝が邪魔になる。
枝に注意しながら横から振り込むと、浅い瀬でもアタリが出てアマゴが顔を出すが、振り込みに集中し過ぎて、竿先が枝に掛かってしまった。
シマッタ!・・・、ってシャレにもならん。
仕掛けを作り直して、釣りを続ける。
そして、流れが広がるポイントまでやってきた。
ライズが見えるが、流れが緩いのであまり期待は出来ない。
最後のポイントと決め探ってみると、意外にもアタリが出る。
ここで2匹追加し、この区間で13匹の釣果があった。
4時頃本日の釣りを終了。

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帰る途中で知人宅に立ち寄り、アマゴをプレゼント(お返しは缶ビール)。
また湧水を汲んで帰り、町内会の知人に湧水とアマゴを、隣家にはアマゴをお配りした。

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帰路は京奈和道の2キロの渋滞を避けて下道を利用したが、混雑する時間帯であったためいつもより時間がかかり、帰宅してからはバタバタの連続であった。
しかし、浅瀬での入れ食いは、記憶に残る一日となった。

■本日の釣果  アマゴ:63匹(ヒレピン多し)  ニジマス:3匹



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2021/3/20 (土)

解禁一週間後

解禁日は水の濁りで満足した釣果が得られなかった。
釣り残しを狙って夜明け前に出発。
明るくなってから天川に到着すると、ポツリポツリと釣師の車が止まってが、予想より少ない気がする。

南日裏のキャンプ場で着替えをする。
釣師が既に立ち込んで釣りをしている。

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解禁日に入ったポイントの手前から釣り始めようとしたが、既に車が止まっていて、孫連れの初老の方が孫にウエダーを身につけさせているところだった。
探るポイントを聞くと、入ろうとしたポイントだったので、解禁日に入ったポイントから下を探ることにした。

川の様子は静かで、釣り残しは期待できないようだ。
下を見ると、昨日のものと思われる足跡が付いていた。
こりゃあ、難しいかなとおもいつ、瀬を探っていく。

すると瀬尻で、なにやらアタリがあったが鈎に乗らず、探り直すが・・・。
下に移動し次の瀬を探ると明確なアタリが出て、ヒレピンのアマゴが出てきた。

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次の瀬でも同様に明確なアタリが出て、再びヒレピンのアマゴが出た。

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数は少ないが、放流区域外なので、天然物か稚魚放流、卵放流のずれかであろう。
ここから下は、深場になっていて、流れの緩いときは期待できないので、Uターンする。
最初にアタリが有ったポイントで再び探ってみると、根掛かりっぽいアタリが出たのでアワセると、なんと岩魚の稚魚である。
たまに姿を現すが、稚魚は初めてかも。嬉しいがリリースである。

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昼前になったので、一旦車に戻り、少し移動。
すると、朝に見た孫連れの車が消えていた。
アタリが無かったんだろうなと思いつつ、いつもの深場の瀬ポイントを探ることにした。

吊り橋の近くに車を止め身支度をしていると、ミニパトが止まり解禁日に見た顔の警察官が寄って来た。
「釣れましたか?」と聞くので、漁協の監視員か?と思ったが、何匹か釣りましたよと答えると例のチラシを出してきたので、『解禁日に頂きましたよ』と答えた。
するとアレッという顔をして依頼事項説明記録帳?を見直して、ナンバー書き間違えたようだとのこと。

警察官と話をしていると、さきほど見かけたルアーマンが車の所にやってきた。

再び、「どうですか?」とルアーマンに話しかけ、チラシの簡単な説明をされる。
説明前に釣果を聞いているようで、どうやら本日の釣果は芳しくないようだ。

遠目に浅瀬でライズが見えたので、アマゴは残っているようだなどとルアーマンと話をすると、この巡回警察官は釣りには疎いようで感心していた。

私は下の瀬を探るので、ルアーマンには目の前のポイントを教えて、探ってみたらと進めるとルアーマンは再び下に降りて行った。

吊り橋を渡ろうとしたのだが、橋が損傷していてトラロープが張り巡らされていたので、私も下に降りて行ってルアーマンがアマゴを掛けたのを横目で見ながら向こう岸に渡る。

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少し下に歩いて、瀬を探ると直ぐにアタリが出て、・・・、レレレ?イワナの稚魚が顔を出す。
普段なら、たまにしか掛からないイワナを、2匹も釣ってしまった。
イワナが繁殖しているのは良い兆候だ。

リリースして瀬を釣り歩くと、好ポイントでアタリが出て楽しめる。
お邪魔虫のウ君もなかなか積極的に顔を見せる。困った奴だ。

水嵩は低いが、瀬では必ずアタリが出て、釣果が少しずつ伸びる。
しかし風が急に強くなり、風が治まるのを暫く待っていたが、なかなか収まらない。
時折、突風まで吹く始末。

なんとかツ抜けを達成したようなので、午後1時半頃に本日の釣りは終了。
南日裏のキャンプ場に戻り、着替えをして事務所に立ち寄る。

管理人と馴染みの方が話をしていた。
思わず『風が強くなって釣りにならん』『水が少ない』と愚痴ばかりこぼれる。
聞くと、数日前の釣師は50匹とか釣っていったそうな。
釣りはタイミングも重要なのだが、平日になかなか仕事を休めないのが悔しい!

■本日の釣果  アマゴ:13匹



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2021/3/14 (日)

令和3年・天川アマゴ解禁

3月に入って昼間は暑いと感じることも有るが、夜明け前はフロントガラスが凍り付くほどの寒さになる日もある。やはり、天川のアマゴの解禁を迎えないと、春はやって来ないようだ。

車中泊には暖房が欠かせないので、ガソリンを給油した後、天川に向かう。昨年同様、前日からの天川入りとなった。

一先ず、川合から最下流部の広瀬地区まで、移動しながら様子を見る。所々に気合いの入った釣師の姿が見受けられる。

九尾ダムの上流は濁りが取れつつあるが、下流は一雨降った後の青白い流れが目につく。雨が止めば、これも笹濁りに変わり、ベストのコンディションになるのだが・・・。
小川のキャンプ場の前は、流れが緩く感じる。前日の雨の量はさほどではなかったようで、平水レベルなので、どうも雨が降る前は渇水状態であったようだ。

最下流部の広瀬地区の橋の所で、見知った顔の方が居られたので、少し話をする。
橋のたもとに在ったトイレは無くなり、300mほど下に新しいトイレが出来ている。
まだ雨が降って来たので、広瀬地区からUターンし、いつもの南日裏の事務所に顔を出して年券を買う。
たまたま漁協の職員が顔を出していたので少し話をする。

雨は止んだと思ったが、時折降ってくる。やはり山の天気は安定しない。暫くすると馴染みらしい方が3人来られたので、事務所を後にしていつものポイントまで移動し車を止める。

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社内で寛いでいると、うとうとしてしまったようだ。
コツコツと窓を叩く音に気付くと、地元のお巡りさんがいた。
注意喚起のチラシをもらい、『地元住民に迷惑とならないように注意してね!』、とのこと。参考までに、チラシを載せておく。天川に限らず、釣師の皆さんには釣行時には留意頂きたい。

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夕方近くに、隣家とおぼしき方が来られ、車を止めている所は岩が落ちて来た所なので、車を止める位置を少しずらしたほうが良いと言われた。山側を見ると、岩が抜け落ちた箇所が見えた。今まで、車に落ちて来なかったのはラッキーだったようだ。

その後、少し話をすると、その方もアマゴやアユを釣っていたようで、釣り談義に花が咲く。しかし、また雨が強くなってきたので、話はそこで打ち切りとなった。

車を移動した後、日が落ちるとすることがなくなり、窮屈な車内でベストポジションを探るが、真横になれないので熟睡は出来ない。エンジンをかけて暖房を入れる。一晩で10リッターほど消費するんだろうなと、何気なく思ってしまう。

たまに車が通り過ぎるが停車する車はない。明け方になれば、バタバタするんだろうな。

午後10時半を回った。
肩幅が収まらないシート、フラットにならないシートでは、熟睡できない!

12時になった。
時折、車が脇を通りすぎていく。

2時になった。
今年は車が少ないのかな?

・・・・

ふと気付くと午前4時を回っていた。
少しは寝られたようだ。

5時前に二台の車が、後ろに止まった。
どうやら、ここで釣るようだ。
だが、挨拶に来ない。

こちらも、準備にとりかかり、懐中電灯の光を頼りに、ポイントまで移動する。

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此処はなかなか日が差さないので、仕掛けの目印がある程度見えるようになるまで、待たなければならない。

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少し明るくなってきたが、期待を裏切り、水は青白く濁ったままである。夜になっても、時折雨がパラついていたので、やむを得ない。水の流れも、いつもより緩い気がする。コンディションとしては良くないが、此処で釣るしかない。

釣りを始めたのだが、水の透明度が低いため、直ぐにはアタリが出ない。解禁日としては、初めての経験である。
仕掛けを流れに乗せてアタリを待つが、水の透明度が低いためか、期待するほど頻繁にアタリは出ない。
アタリが有っても、す鈎を引くこともあり、若干ストレスとなる。
そして、アタリが若干柔らかいことに気付いた。
じっくり待ってアワセると、ありゃりゃウグイが上がって来た。
水温が例年よりも、若干高いため、お邪魔虫が目覚めたようだ。

ポツリポツリとアタリが出だしたが、解禁日特有の入れ食いとはならない。
流れが緩いので、上流に移動したのかも知れない。
水が濁っているので、底も取り辛い。アタリも弱いので、アワセ難い。

釣り上がって来たのは・・・、かなり小振りなアマゴである。今年のアマゴは小さいと釣師のボヤキが聞こえてきそうだ。
ポツリポツリとアタリが出て、少しずつ釣果が伸びるが例年ほどではない。
対面のルアー軍団も渋い状況が続いているようだが、アマゴが掛かったときは賑やかになる。
アタリが出なくなったので、立ち位置を少し下手に移動し、底を探る。
流れが緩いので、アタリが出るまでじーっと待つという我慢の釣りになる。
そして、アタリが出始めると、入れ食い状態になった。
対面の若手の釣師から「入れ食いですね」と声がかかるが、昨年の状況と比べると物足りなさを感じる【贅沢な】

流れが緩くアタリが分かり難いが、なんとなく止まり、その後手元に伝わる振動にアワセると掛かりやすいようだ。

しかし、思ったほど数は伸びない。やはりアマゴは上流に移動しているようだ。
アタリが遠のいたので、一旦釣りは終了。

まだ昼前だったので、休憩がてら上流に移動し、次に探るポイントを探す。
釣り上がって来た釣師に釣果を確認すると、私よりは良いようだった。
浅い瀬のポイントは、餌が見えやすいので、良い釣果に恵まれたようだ。

放流ポイントを外して、居残りを探ろうと九尾ダム下の瀬を探ることにした。
そして気付いたのは、水の濁りが消えていることだった。
この状態なら、アマゴも餌を簡単に見つけられ、釣果も上がっただろうな。

ダム下の瀬を探って、アマゴ5匹とニジマス2匹を追加し、解禁日の釣りを終了した。うれしいことに、アマゴは皆ヒレピンであった。

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ダム下流部は釣り残しが数多くいるだろう。
来週の釣りが楽しみだ。

■本日の釣果  アマゴ:54匹 ニジマス:2匹

仕掛けの高切れ、外れ、などで仕掛けを作り直したためか、思うほど釣果は伸びなかったー。



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