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渓流釣り日誌/2018-04

2018/4/28 (土)

ぼちぼちの釣りしましょ

世の中、ゴールデンウィークの初日であるが、釣り人が少ない方がこちらはゆったりと釣りができる。
天川に着いたのは、夜明け後であった。
今日は、いつもと違う山上川、虻トンネルの少し上流のポイントに入ることにした。
期待薄なのだが、居残りに期待である。

上流に岩場のある下流のポイントである。
今回使う竿は5.4mで、これ以上長いと直ぐに木掛かりする。
なんでもないポイントだが、流れがあるので仕掛けを落とす。
反応は無いが、もう一度仕掛けを落とす。
じわーっと流れに乗せ、弧を描くような流れの途中、仕掛けの動きが鈍くなる。
底付きしているのかなと、軽く竿を持ち上げると何やら重たい感じ。
違和感を感じてアワセを入れると、一瞬白い魚体が跳ね上がった。
が、バレてしまった。幸先が悪いなあ。
気を取り直してもう一度流すと、なんとなく動きがおかしい。
アワセると、小さなアブラハヤが・・・

少し上に移動し、岩場の流れを探る。
流れの終了地点のちょっとした深場であるが、魚影が見えた。
水の流れが緩くなっているので、仕掛けを止めてアタリを待つ。
すると、スッと目印が動いた。
空かさずアワセると、20センチ弱のアマゴ。だが、それっきり。

画像の説明

少し移動し、さらに上の岩場の流れを探る。
すると、ゴソゴソした感じが伝わってきた。オモリが底付きしたような感じだが、ピシッとアワセると、20センチほどのアマゴ。
いましたね、まだ残っていましたね。
さらに、仕掛けを底で這わせながら流すと、再びゴソゴソした感じ。

画像の説明

アワセると、またも同じくらいのアマゴ。
集まっているのかな?
ここで4匹もの釣果は、嬉しい!

さらに上に移動し、段差から弧を描いて流れているところに来た。
段差の直下辺りは、結構深みがある。
しかし、一番のポイントは次の段差への流れ込みあたり。
上手から仕掛けをゆっくりと流すと、想定したポイントでカカッというアタリ。
アワセると、24センチほどのアマゴ。
やりました、やってやりました。
沢でこのサイズは納得ですね。

それ以上の遡行は無理なので、最初に釣り落としたポイントに戻り、再び探ってみる。
すると、何やら仕掛けの動きが妙である。
アワセると小ぶりなアマゴが飛んできた。
執念ですね、何事もやり遂げないといけません。

そこからの下流の流れも探りましたが、入りやすいポイントなので足元には複数の足跡が・・・
さすがにアタリは出ませんでした。

上流を見に行くことにした。
少し走らせると、釣りを終えた方が車の横に居たので、声を掛けてみた。
『釣りましたか?』
「小さいけど、10匹』

見させていただいたら、15センチほどのアマゴばかり。
釣る気が失せてしまった。

既に昼前。
御手洗辺りが気になり川合まで戻り、旧天川漁協の事務所まで来ると店が出ている。
確か去年は、たこ焼きを売っていたなと思いつつ、一応顔見しりの店に車を横付けする。

すると、向こうから声をかけてくれた。
「お久しぶりですー」
近所の方が出されている、お店である。

「今からですか?」
『もう、釣ってきたよ』

「釣れました?」
『アマゴを何匹かね』

「アマゴですか?、ここで焼いて食べませんか?。お父さんも30分ほどしたら来ますから」
『まだ、釣りに行きますよ』

「それなら、夕方5時頃に来て下さい」
『それじゃあ』

今年はたこ焼きはやめて、ホットドックになっていた。
御手洗の方に行こうと思ったが、店の前を行き交う車が多かったので南日裏に切り替えて事務所に立ち寄る。
すると、前回の追加放流日にあって話をした方がおられ、もらった川虫で釣果を挙げたとおっしゃられた。

こちらは塩イクラで勝負である。
8.0mの竿で、瀬を攻めることにした。

時間帯としては朝一が良いのだが、とにかく竿を出す。
流れに乗せて、浅い瀬に仕掛けを流す。
が、アタリは無い

少しずつ移動して、振り込みを続ける。
すると、重りが底を引きずったような感覚が伝わってきた。

!!!
アタリか?
底付きしているのか?
アワセてみたが、素鈎を引いた

もう一度、仕掛けを流す。
すると、同じポイントでごそごそする。
アワセると、少し小ぶりながら元気なアマゴである。

この辺り、探る価値が有りそうだ。
再び、仕掛けを流す。
またも、同じようなポイントでツンとアタリが出る。
アワセたが、素鈎を引いた

もう一度、仕掛けを流す。
またも、同じポイントでごそごそする。
アワセると、またも小ぶりながら元気なアマゴである。
魚体がしっかりしている。
川虫を沢山、食べているのだろう。

このポイントで、ポツポツとアマゴが釣れる。

アタリが遠のいた頃、瀬尻で強めのアタリが出る。
アワセるとガツンと重い。
そして、右へ左へと抵抗する

なんだ?、アマゴか?
アマゴだったら尺確実
まさか、ウ君ではないだろうな

寄せようとしても簡単には寄せられない。
タマですくおうとしても、再び逃げていく。
もう少し弱らせなければと、水面から上に口を出させる
そして寄せて、タモ入れ。
残念ながら、40センチ弱のニジマスであった。

画像の説明

一通り探った後、もう一度瀬全体を探ってみると、まだアタリが出る。
アマゴを数匹追加できた。

アタリも遠のき、午後4時になったので本日は終了。

画像の説明

帰り際に御手洗の出店に立ち寄り、ホットドックを御馳走になる。
ただ、アマゴの下処理が夫婦共にできないとのことで、近くのご自宅に訪問し、アマゴを捌く羽目になった。

画像の説明

画像の説明

でも、釣りたてのアマゴの素揚げとテンプラはやっぱり旨かった。
ホットドックだけでなく、ゆで卵もご馳走になりました。

土日主体で、楽しみでされていますので、良かったら立ち寄って下さい。

画像の説明

■本日の釣果: アマゴ:18匹  ニジマス:1匹(40センチ弱)



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2018/4/22 (日)

呆れたルアーマン

前日の土曜日は、釣ったアマゴをたびたび差し上げている方が夕食に誘って下さり、旨い日本酒にありついて、少々お酒を飲み過ぎました。ということで、起床は夜明け後になり、天川に着いたのは7時過ぎ。

南日裏のキャンプ場に立ち寄ると、管理室には誰もおらず、追加放流日にしては若干釣り人も少なく、ゆったりと釣りができそう。[★ところが、後でとんでもないことになる★]

釣り歩きを予定していたが、最近は釣果も芳しくないので(前回の釣行はサイトにアップしていません)お土産をパタパタと釣ってから、釣り歩きすることにした。

いつもは放流時刻が遅いので、仕度をして川原に入ってみるとポツりと上手の釣師にアマゴが釣れた。おや!、釣り残しがまだ居るのかと思いながら竿を出し、川の中程の流れに仕掛けを振り込む。

画像の説明

簡単にはアタリは無いだろうと思いながら、イクラを切って寄せることにした。すると、3投目にアタリが有り、合わせるとウ君であった。
さらに仕掛けを打ち込んでいると、怪しげなゴソゴソとしたアタリ。アワセると、やや小ぶりなアマゴである。さらに、振り込みを続けると、すぐにアタリがあり再びアマゴ。

???、やけに簡単に釣れるなと思い、上手で釣っていた方に尋ねると、既に三か所に分けてバッカン3杯ほど入っているとのこと。

えーっ、もう入れたんだと思いつつ、釣果を尋ねると3匹だと言われる。他もそんなに釣れていないとのこと。
殆どの釣師が立ち込んでいたので、まだ放流されていないと思ったのだが・・・。

暫く粘るも、ほとんどアタリがないまま時間だけが過ぎる。
上手で釣っていた方がポツリと釣ったりしているが、いつもの追加放流日のようにバタバタと釣れる状況ではない。多分、少し立ち込みが早過ぎたのだろう。

向こう岸側に避難しているはずだが、これ以上先へは入りにくい。
他の方が釣りを諦めたら、仕掛けの届く位置まで入って行こうと考え、暫くあちこちを探るがアタリは出ない。

こりゃあ、少し下手の奥辺りが良さそうだなと思っていたら、後から来た二人組の釣師が入り込み、いきなりアマゴを釣った。
やはりなと思ったら、もう一方の方も釣った。
やはり、やはり、自分の読みは当たった。(なら、自分が行けよ、という声が聞こえたような・・・)

画像の説明

そのころには周りの方は釣りを諦めていたので、そーっと前に進んで行き、仕掛けが届く位置まで立ち込み振り込む。
すると直ぐにアタリがあり、アワセると元気の良いアマゴである。

で、ここで本日の主役ルアーマンが登場。
ジャバジャバと下手に立ち込み、一心不乱でルアーを飛ばす。
そして、上手・下手と浅瀬をじゃぶじゃぶと音を立てながら、移動する。

少し気になったが、アマゴはすでに向こう岸に逃げている。
こちらは自分の釣りに集中する。

仕掛けを振り込み、底を探りながらアタリを待つ。
再び、ゴソゴソというアタリ。アワセると、しっかりと抵抗する。
サイズは20センチほどだが、しっかりとした体型である。
しかし、パタパタと釣れた後は、アタリがパタッと止まった。

ルアーマンは私が狙っているポイントに必死になってルアーを投げ込んでいる。だが釣れないので、ジャバジャバと音を立てながらうろついている。
ウロウロしていたルアーマンだったが、気が付くと川の中・・・。

上手のポイントをつぶしにかかっている。
何をしているのかと見ていたら、向こう岸に上がりルアーを回収し始めた。唖然である。

こちらは、そろそろ移動しようかと考えていたので口を出さなかったが、「釣りのいろは」も知らない輩が居たとは驚きである。
上手の釣師が何の文句も言わないのも不思議である。

ルアーを投げたらアマゴは食い付いてくると、簡単に思っているのだろうか?
使っているルアーも、バシャと水面を叩くような大きめのルアー。
なーんも考えていない馬鹿タレ、否、迷惑者である。

こちらは一旦車に戻ると、これから釣りをしようとやってきた方から声を掛けられた。
「何匹?」
『7匹』
「竿頭やな」
『ツ抜けしてへんのに?』
『釣りのいろはを知らんルアーマンがおるよ』
「いろんな人がおるからね」

この方、なかなか人間が出来ている。
私は、まだまだ青いなあと感じる。

このルアーマンは釣りを知らないだけでなく、釣りのマナーを知らないから、なんぼ頑張ってもなかなか釣れない。他の人からアドバイスもして貰えない可哀想な人になっていることを気づいていない。
今度遭ったら、一喝してやるから、楽しみにしていろ。
だが、もうこの輩の姿を見ることはないように感じる。

時々感じるのだが、釣りのマナー・釣り方の講習会を開いて、釣りの楽しみ方を広めた方が良いのかもね。

ちなみに釣り教室で検索すると、管理釣り場や源流釣りなど様々なサイトがあり、ビジネスとしてそれなりに成り立つような結構な料金になっています。
ココカラというサイトには、個人が持つ特技を教えますよという有料のサービスがアップされていて、釣りの料金は少し安く設定されています。

釣りバカの私なら、常に実績を挙げている私ならお教え出来るかなと感じております。
一般的な川釣りでも、源流釣りでも、管理釣り場でも釣りの基本は同じですが、釣り場の様々な状況に合わせた釣りをする必要があります。
このサイトをご覧頂いている方やお知り合いで、『餌釣りを教えて欲しい!』と思われる方は、ご連絡・ご相談下さい。しっかりと指導させて頂きますよ。
アマゴは塩焼きにしても、素揚げ、テンプラ、南蛮漬けなども美味しいですよ。
⇒ 近日中に別途、ご案内をアップ致します。

さて、話を戻して、この後はポイントを移動し、不動滝の瀬や吊り橋の下の瀬を探り、なんとか“ツ抜け”出来ました。

画像の説明

■本日の釣果: アマゴ:11匹



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2018/4/11 (水)

減水釣行

仕事の合間に、本日も天川にやってきました。
夜明け頃に、天川の役場に到着。

そして、またも吊り橋ポイントにやってきました。
が・・・、20センチは減水し、流れがほとんどない状況。
試しに竿を出してみたものの、まともなアタリ?が無いというより風がきつくてまともに竿を振ることが出来ず、アタリも取ることができない。
風裏を探し、吊り橋の直下の深場への流れ込みを探ってみた。
ここで、小ぶりなアマゴを一匹ゲット。
ウ君のアタリはあるものの、活性は低い。

これではどうしようもないので、場所移動。
下流に車で移動し、”みずはの湯”の裏をさぐる。
ここも流れがほとんど無い。

画像の説明

どうしたんだろうと思っていると、関西電力の広報車が「だだ今より、発電放流を開始するのでご注意下さい」的なアナウンスをしながらゆっくりと走っていた。
そうやった!、九尾ダムの浚渫工事が一段落したので、貯水してるんやった。
あと、一時間ほどすれば水嵩が少しは上がるだろう。

深みにはアマゴの姿が見えるが、かなり擦れている上に流れがないためか餌には見向きもしてくれない。
仕方がないので、数少ない流れのある場所を探っていく。
ひざ半分の深さもないチャラ瀬があったので、期待薄で取り敢えず探ってみる。
チャラ瀬の瀬尻でアタリが出た。ピシッとアワセると20センチ弱のアマゴである。
なんとか一匹目をゲット。
川原を下流に移動し流れのある場所を探すが、ポイントはかなり絞られる。
その中であるポイントに目が止まる。
岩の隙間を縫うような3mもない流れ。しかし、流れに勢いは有る。
注意深く仕掛けを流してみた・・・、がアタリは無い。
もう一度、仕掛けを流す。するとコツコツと、仕掛けを引っ張るようなアタリ。
狭くて浅い流れでのアタリは、根掛かりしたような動きになることが多い。
魚の動ける範囲が狭いからである。顔を出したのは、アマゴであった。

確認のため、再度仕掛けを流す。
再び、同じようなアタリが出て、またもアマゴが顔を出す。
へぇー、2匹も居たか?
念のため、もう一度仕掛けを流す。またもアタリが出て、アマゴが顔を出す。
ほおーっ、3匹も居たか?。
狭苦しいポイントで3匹とは、渇水状態の川では居心地の良い場所がこのような場所しかなかったようだ。

他にも流れのあるポイントで数匹を追加し、さらに下ると二人の釣師と遭遇。
仕掛けの振り込みが綺麗だったので、軽く挨拶し
『綺麗な振り込みですね、重りは何号ですか?』と尋ねると
「4号だよ、少し重いけどね!」との返事。
しばらく眺めていると、小ぶりなアマゴを一匹釣られた。
上は釣られましたかと尋ねると、まだ入っていないとのこと。
釣り下ってきたのは、正解であった。

一番のポイントであるが、先客が居たのでは譲らざるを得ない。
また、何度も探られている様子を見て、この後を探っても期待出来そうに無いなあと感じた。
先行者の足跡が有ったものの、”みずはの湯”の裏ではなんとか7匹をゲット

次は何処にしようかなと思いを巡らすが、なかなかスッとは思い浮かばない。
よし!、最近入っていないポイントはと考え、広瀬の橋の上流部を探ることにした。

画像の説明

橋の直下にはアマゴの姿が数匹見える。先日の放流物の居残りだ。
流れが殆ど無いので、仕掛けを打ち込んでアタリを待つ。
モゾモゾとしたアタリが出たら、アワセる釣法で3匹をゲット。
そして、川を上流に移動しながら、ポイントを攻める。
なんでもない浅い瀬でも、深さに変化があれば探らなければいけない。自然界に馴染んで目では見え難いアマゴを探りながら、アマゴを引きずり出す。

画像の説明

落ち込みのあるポイントにやってきた。流れに仕掛けを乗せるが、アタリが出ない。
流れが殆どない脇のポイントを探ってみる。
少し待たなければいけないが、明確なアタリ。アワセると、やや小ぶりなアマゴである。

再度、探ってみる。またも、やや小ぶりなアマゴ。
居るところにはいるんだなと思いつつ、しつこく攻める。
またもアタリがでてアワセと、しっかりとした重み。
だが、掛かりが悪かったのか、バレてしまった。
結構、良型だったが・・・、仕方がない。

車に戻り、たっぷりと氷の入ったクーラーにアマゴを放り込み、こんどは橋の下流の浅い瀬を探る。しかし、かなり探られた後(足跡)が有り、アタリが出ない。
否、アタリがあっても、ウ君が顔を出すだけ。
最後の瀬でアタリが出て、アマゴが出てきた。

車に戻ると通りかかったお馴染みの漁協の方が、またも釣果を聞いてきた。
『20匹!、餌はイクラ。また移動して釣るけどね。』
漁協の方も大変です。

時間的に次が最後だな。
戻りつつ、ポイントを見定めて、小川キャンプ場の前を探ることにした。
朝一は流れが無く、竿を出す気も起らなかったが、今なら少しは活性もあがっているだろう。
浅瀬を探るも、瀬尻ポイントでなんとか一匹ゲット。

残る期待は深場への流れ込みポイント。
流れ込む浅い筋を探ると、意外にもアタリが連発し、数を稼いでしまった。
アマゴはやはり、流れの有るポイントが好きなんだなと改めて認識できた1日であった。

前回は雪のちらつく、肌寒い天気だったが、今日はほぼ1日中曇天であった。

画像の説明

■本日の釣果: アマゴ:28匹  (最大:26センチ)



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2018/4/8 (日)

追加放流に負けた

今回も追加放流を外して釣行。
山西養魚場跡付近で仕度をしていると、漁協の軽トラが止まり、
「ここには放流しないよ、橋の下に放流するよ」
と教えてくれました。

でも、今回も放流はブッチし、山西養魚場跡を探ってみる。
ただ、前回の釣行の折に、夕暮れまで車が止まっていたので、少々期待薄なのである。瀬のポイントが続き、丁寧に探るも殆どアタリがなく、アマゴ1匹をゲットしただけ。
こりゃあ駄目だと思い、下の橋の下を見に行く。
すると、解禁で会った方が橋の下に居た。

様子を尋ねると、「ええ型やで!」とクーラーを開けて見せてくれた。
解禁前の放流魚と大違い。
もう一人の方が丁度アマゴを掛けた。
まだまだ釣れるようだ。
どうするかなと思い、思案した結果、昨年何度か入った最下流部を探ることにした。

画像の説明

しばらく移動し、トラロープを頼りに川岸まで降りる。
大場所ではアタリなく、移動しながら探るが、鯉の姿だけが目立つ。
向こう岸の浅瀬の流れに仕掛けを振り込むと、いきなりカカッというアタリ。
アワセると、17センチほどのアマゴ。
尾ビレが少しカットされている。
しかしアタリはそれのみ。

再び移動し、最近良い釣果が続いている吊り橋まで移動。
吊り橋直下の深場と、上の瀬(ここは、探った記憶がない)に、数人の釣師の姿が見える。

川原に降り深場の二人の釣師に声をかけるが、アマゴを捌いている一人がこちらを向いたものの何の言葉も返してこない。
解禁釣師だけでなく、追加放流釣師も愛想が悪いし、どうも顔に品がない(感じがする)。

少し上の瀬では、6,7人の釣師がまだ竿を振っている。
釣師は対岸にかたまっているが、渓相を確かめに手前の岸を移動してみる。

今一つの渓相であるが、浅瀬の上に少し深さがあり、上丁度良い感じの流れがある。
一先ず、手前の中州から竿をいれてみる。
と、目の前に20センチほどのアマゴの姿が見える。

食うかなと思いながら、上の流れに仕掛けを振り込み、徐々に仕掛けを転がすように流していく。
すると、重りが底打ちしたのか、引っかかるような感じ。
膝までもない浅くて緩い瀬だからな、と思っていたらコンコンと弱い引き。
!!!、殆ど目の前なので、身体を反らしてアワセると少し重みのある引き。
22センチほどのアマゴである。
こりゃあ、別の奴だな。

再度、上手に仕掛けを振り込む。
どうかな、こんどは振り込んだポイントでアタリが出る。
そして、25センチほどのアマゴが顔を見せる。
あれ!、これも違うな。

見えていない奴が食ってきたようだ。
さらに流すと、またも目の前でアタリが出て、身体を反らしてアワセると、20センチほどのアマゴ。
これかな?

さきほど知人から聞いたとおり、解禁日とは違い良型揃いである。
さらに上に移動し、腰くらいまでの深さの有る流れの有るポイントに来た。

ここまで来たことがないので、はじめて見る光景である。
遠目では、大したポイントが無さそうであったが、ここは良いポイントだ。

手前の方に流れてくる、流れの上に仕掛けを振り込む。
目の前くらいの所で底を打ったのか、引っかかるような感じ。
と、思ったが、コンコンとアタリが出た。
アワセると、24センチほどのアマゴ。

段から幾筋かの流れがあり、川の中ほどにある石に当たり流れが分かれている。
その岩の少し上手に仕掛けを振り込み、仕掛けを止めてアタリを待つ。

ゴンという感じでアタリが出て、アワセると25センチほどのアマゴである。
ナイスサイズ。

同じポイントを攻めて、アマゴが掛かるのを待つ。
アタリは様々。グッと引くアタリや、モゾモゾしたアタリと色々あるが、竿先に変化があればアワセる。
殆ど竿を伸ばし切っているので、時にはスバリを引くことも・・・。
それでも、良いのである。

数匹をゲットした後さらに仕掛けを送り込み、川中の岩の横でアタリを待つ。
ガツンというアタリにアワセると、結構な引き。
寄せて来ると、水面で暴れる。
向こう岸の釣師から、“大きい!!”という声が聞こえる。

タマですくうと、27センチほどのアマゴである。
なかなかのサイズである。このサイズなら、釣り応えがある。
ただ、放流物はアタリが弱く、引きも弱いのが残念。

今度は吊り橋から川を下り、瀬が続くポイントを探る。
アタリはあるが、半分以上はウ君で、しかもハリに乗りにくい。
なんとか5匹をゲットしたものの、向こう岸の二人の釣師も芳しくないようだ。
ひょっとして、我がサイトを見た釣師が入ったのかもと思いながら、急に冷え込んだからかもとも思う。

深場まで下ってきたが、このポイントも足元の砂に真新しい足跡があり、竿が入っているようで、その後はアタリが無くなり、本日の釣りは終了。

画像の説明

■本日の釣果: アマゴ:16匹  (最大:27センチ)



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2018/4/7 (土)

渓流釣りの極意のご提案

アマゴの解禁から早や一カ月経とうとしている。今年の釣果数は、例年になく順調である。
理由は幾つか考えられる。
① 放流魚のサイズを小さくして、放流数を増やしたため
② 解禁日前に川が増水し、放流されたアマゴが散らばってしまい、解禁日に釣られたアマゴが例年よりかなり少なかったため。

また、根拠は有るとは言えないが、
③ 釣れるアマゴしか釣りに来ない人が多かったため
④ 釣れるアマゴのサイズが小さいため、釣師が気落ちして解禁後の釣師の人数が減ったため
⑤ 釣師も高齢化し、元気の良い釣師が減ってきたため
⑥ 入り難いポイントを狙う釣師が減ってきたため

早くも追加放流が始まっているが、追加放流日になると夜明け前から川原に陣取り、放流されたアマゴを釣る方々が多いのも現実である。

しかし3月25日の追加放流日に、追加放流ポイントを外しても54匹という釣果が得られたというのも事実である。(このアマゴも殆ど放流魚ではあることに変わりは無いが・・・)

これまでの釣果を纏めてみたが、今年は異常といっても構わないであろう。

回数 釣行日 結果(匹) 累計(匹)  補足
 1 3月11日 43   43  
 2 3月17日 50   93  
 3  3月25日 54   147  
 4 3月27日 53   200  
 5 3月31日 50   250  
 6 4月5日 28   278   午前のみ

直近の4月5日は10時30分までの半日釣行であったため、これを除外すると釣果の平均は50匹となる。

毎年のように300匹の釣果を挙げているので、年間の目標?を殆ど達成した感がある。
例年にない釣果である。アマゴのサイズが小さいという不満があるのも事実だが、大きく育つのを楽しみに待つしかない。

ゴールデンウィークに最後の追加放流があるが、それ以降は目に見えてアマゴ釣師の数は減る。それは、釣れるアマゴの数が激減するからである。

私から言わせれば、5月に入ってから本当の腕が試される季節になるので、釣れないから釣りに行かないというのは、軟弱感が溢れていて残念な限りである。

もし、放流魚なら釣れるが、自然に溶け込んでしまったアマゴは釣れないと思っておられるなら、是非とも 渓流釣りの極意【ダウンロード版】 を一読されることをお勧めする。

ストレス解消で釣りに行っても、釣れないために返ってストレスが溜まってしまう、ということもなくなるはずだ。

鮎釣りが解禁になる前に、是非とも腕を磨いて、尺アマゴを釣って頂きたいものである。



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2018/4/5 (木)

半日釣行

色々とやることは有るが、休みを取って天川にやってきた。
天気は余り良くない。

画像の説明

流石に平日の早朝は、釣り人の車と思しき車は見当たらない。
今回は、またも吊り橋の下流の瀬にやってきた。
水嵩は前回より少し減っている。
水流も落ち着いている。

画像の説明

画像の説明

流れの脇の緩い流れで、モゾモゾとしたのでアワセるとアマゴである。
仕掛けを抑えながら瀬の流れを攻めると、ポツリポツリとアタリが出る。
アタリが出なくなっても、3,4,5回は、探りを入れる。
段々になっている瀬の流れを一つひとつ探っていくと、ウ君のアタリに混じって、アマゴが顔を出す。
1時間ほどで“ツ抜け”出来たようである。

手前のチョットした流れも見逃してはいけない。
2mほどの短い流れも、根がかりを恐れず仕掛けを流す。
すると、仕掛けが止まったり、コンコンコンとアタリが出たりする。
それを繰り返すことで、釣果を伸ばせるのだ。
もちろん、向こう岸の際の浅い流れも探らないといけない。
結構、アタリが出て釣果が伸びる。

瀬の下の流れが扇状に広がっている所も、アマゴが好きなポイントである。
遠くから仕掛けを流し、竿を伸ばして、瀬肩で止めるとイクラがふわりと浮き、それにアマゴが食い付くのである。
目いっぱい竿を伸ばすと、アワセ難いが、アタリは手元まで伝わってくる。

今日は昼から所用があるため、午前中しか釣りができない。
しつこく探り過ぎると、時間ばかりくってしまうので、適当なところでポイントを移らなければいけない。

深場にやってきた。ニジマスが好むポイントである。
なんとなく、この深場の下は以前より深くなったように感じるなあ。

深場の駆け上がりでアタリを待つと、クッと重みを感じる。
アワセると、アマゴである。
しかし、ウ君が連続したところで、本日の釣りは終了。

画像の説明

アマゴを捌いて吊り橋のところまでやってくると、釣り人が一人、吊り橋の下のポイントで、アマゴを釣ったようだ。その後、二匹を追加したところまでは見ていたが、時間がないので着替えて、河合の漁協事務所に立ち寄る。

お姉さんが一人居たので、“お釣師者です”と名乗って、本日の釣果報告をしてから、先日の釣果の訂正をお願いした。

役場のトイレに立ち寄ると、南都銀行の移動ATMバスなるものが止まっていた。

画像の説明

帰路の途中、時々立ち寄るお好み焼き屋に立ち寄る。
薄いお好み焼きが特徴で、80歳を超えた元気なお婆さんがやっている。
11時頃から15時頃まで、やっている。
「最近は、子供がやって来ない」とぼやいておられる。
気が向いたら、立ち寄ってみてください。定休日はありません。
お婆ちゃん、勝手に乗せちゃったよ!!

画像の説明

□場所
  近鉄下市口駅の踏切を北に上がり、最初の信号で右折、100mほど行った四つ角に有る。車は店の前に止めています。営業していれば暖簾がかかっている。屋号のないお好み焼き屋です。

画像の説明

■本日の釣果: アマゴ:28匹

画像の説明



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