渓流釣り日誌/2018-08-17
厳しい渇水・盆後釣行
既に夜は明けている。
台風の影響による雨で、川の水量が増えていることを期待して天川へ
着いてみると期待が外れて水量が少ない。
取り敢えず南日裏のキャンプ場に立ち寄る。
下に行くと伝えると、“深場を狙わないと型物は期待できないよ”と仰る、
前日65センチのニジマスを釣ったんだけどと思いつつ、一応、礼を言っておく
さて、九尾ダム下は断念し最近探っていないポイントを見つけつつ下流に移動。キャンプ場付近は、まだ盆休みの名残が有り、水辺で遊ぶ子供の姿が何人も見受けられたので素通りする。
そして、路線バスの終点で川の様子を見ると、以前来た時より水量が少なく、釣りやすい感じがしたので探ってみることにした。
仕度をして川に降りる階段へ歩いていくと、ベンツから降りた鮎釣師も川の様子を見ようと階段へに近づいてきた。
軽く挨拶を交わすと「アマゴ、まだ釣れるの?」と聞かれたので、『数は出ないけど、釣れるよ』と答えるが、鮎釣師は川の様子を見て、他の場所へと移動して行った。
前回探った時は水量が多すぎて釣り難かったが、今日は水量が少なすぎて活性が低そうだ。
川縁に立ち、仕掛けを竿にセットする。
流れが有り、膝もないほどの浅瀬を探るが、アタリなし。
下流に移動しつつ、ポイントと思しき流れを探るも、アマゴは姿を見せてくれない。
段差で泡の有るポイントでも、アタリが出ない
“うーん、駄目かな?”と思いつつ、さらに下っていく。
鮎釣師も流れの有るポイントを探るので、言わばポイントの取り合いになる
しかし、今日の鮎釣師は、みなさん穏やかである。
笑みを浮かべて声掛けしたのが良かったのか、釣れない鮎に半分釣りを諦めていたのか、定かには分からないが・・・。
少し深さがあるポイントまでやってきた
流れが絞られていたので、流れも有る
鮎釣師が陣取っており、全然釣れないと嘆いていた
アマゴ釣りと知って「釣れましたか?」と聞かれたが、『駄目です』と応えるしかない
しかし「ライズは結構見られますよ」と仰る
どこでの話か分からないが、鮎が水面でピョンと跳ねていたり、ウ君が水面を流れる物に反応したりすることもある。
アマゴが釣れないので、多分この方の見間違えだろう
そして、「昼飯食べてくるわ」とポイントを譲ってくれた
それならばと、有り難く仕掛けを流す
しかし、アタリが無い
“さっき、鮎釣師が川に入り込んでいたから、隠れてしまったかな?”と思いつつ、何度か仕掛けを流すと、漸くアタリが出てウ君が顔を出す。
駄目かなと思いつつ、軽い段差からの向こう側の流れに振り込むと、いきなりなにやらアタリらしき反応が。
一拍おいてアワセると、20センチ弱のアマゴである。
なんとか坊主は免れた
まだ居るはずとさらに探っていると、またもアタリが出てアマゴが顔を出す
しかし、その後はアタリなし
そろそろ次のポイントに移動しようかと思っていたら、昼飯を終えた鮎釣師が戻ったきた。“アマゴ釣れましたよ”と礼を言って、さらに下に移動する。
いくつかのポイントを探りつつ移動していくと、下流に大きな深場が見えるポイントまでやってきた。
“ありゃりゃ、小川キャンプ場の上流まで来てしもた”
200mは離れているが、下の深場では淵に飛び込んで遊んでいる子供達が見える。
ここが最後と、腰を据えて探ることにした。
そして深場に続くちょっとした瀬で、ようやくアタリが出たが、鈎に乗らず
再度、仕掛けを流すと、今度は鈎に乗ったがウ君である。
深場へと続く瀬なので、アマゴも居るはずと信じて
仕掛けを何度か流すと、またもアタリが出て漸くアマゴのお出まし
さして、ここでプチ入れ食い
ウ君混じりでアマゴが掛かる
多分、暫くアマゴ釣り師が入っていないのだろう
膝位の少しゆっくり流れる、大石小石が咬んだ川底は、いかにもアマゴ好みのポイントである。
ここで丁寧に探り、7匹を追加
しかし、“ツ抜け”ならず、
PS:
帰りに天川の釣友の隠れ家に立ち寄ると、シャッターが開いていた。
若干細身だが、釣ったアマゴを差し上げると、大いに喜んで頂いた
本日の釣果:アマゴ9匹
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