渓流釣り日誌/2018-05-12
まさかの通行止め
ぐっすり寝てからの出発と思っていたが、昼寝をしたせいか早過ぎる真夜中の目覚め。もう一寝入りしようと寝直すが・・・なかなか眠れない。ごそごそと寝床で寝返りをうったりしながら、テレビを点けてなんとなく時が過ぎる。
2時半になったので、そろそろ準備するかと起き上がり、用意してあったバナナを腹に詰め込み、準備をする。この時刻なら夜明け前に着くかなと思いつつ、車を走らせる。
途中、いつも気になっていたショートカットできるかも知れない道を走ってみたが、残念ながら大幅な遠回りだった。
ともあれ、まだ薄暗い時刻に天川の南日裏に着いた。仕度をしている間に空が明るくなるだろうと、仕度をし始める。
予想通り仕度が終わる頃に明るくなったので、釣り開始である。
瀬を探るものの、数は伸びない。
ふと気が付くと、背中側で釣師がもう一人釣りをしていた。川の流れの音で気が付かなかった。
しまった!、後で探ろうと思っていたポイントを探られてしまった。そして目の前で、見事にアマゴを釣られてしまった。
ポイントを変えよう!
下流に移動するも、結構車が止まっている。
下の 小川キャンプ場 や みずはの湯 辺りを探るかと思いつつ、車を走らせる。
そして・・・、ありゃりゃ。通行止め!
前回の釣行の時は、 幅2mを超える車は通行止め だったはず。
追加崖崩れ?
とはいうものの、4月7日~4月25日の規制は痛い!
行きたければ、橋本からぐるりと回らなければいけない。
しかし・・・、ん?通行止めの向こう100mほどの所に、なぜか向こうを向いて止まっている車が気になる。
仕方がないので、竿を出したことのない場所だが、探ってみることにした。
砂地なので解禁日であれば、釣り易そうな場所である。
だが、今日は少々水量が多すぎて、流れが速い。
一応、流れの筋や底を探ってみるが、アタリは全くなし。
一度、浅いかけあがりでアタリが出たが、アワセ損ねた。ガクッ
流れの脇の流れの緩いポイントを探しながら、探りを入れる。
初めての場所なのでどこまで移動出来るか分からないが、釣師道?と思われる踏み跡を辿って進んでいくが、意外と大場所であることに気がついた
そして、足跡にも気づいた
ポツリポツリとだがアタリが出て、アマゴが顔を出す。
だが、22センチ止まりのサイズである。
たまに、少し重量感のある引きが来たときは、ウ君であった。
300mほど下ったところで岸の大岩が立ちふさがり、そこで断念!
もしかしたら、根性で乗り越えられるのかも知れないが、ぱっと見、滑落の危険性があるのでやめておいた。
まあ、なんとか“ツ抜け”は出来た。
時刻はまだ昼前である。
川合まで戻り、橋の下を探ってみよう。
知り合いの小屋の前に車を止め、川に降りていく。
が、無断駐車の軽トラが気になる
川では釣師が一人、釣りの準備をしていた
声を掛けると、今から釣りをするところとのこと。
横で釣るのも失礼なので、少し下っていく。
渓相が少し変わっていた。
川底の石が流されて瀬の長さが短くなり、その下は少し深くなっていた。
ためしに仕掛けを流してみたが、アタリが無い
さらに下に移動し、橋直下の深場を探る。
流れがきついので、脇のたるみを探る
何度が振り込みでアタリが出た
アワセると、ウ君である
さらに振り込む
また、何度かの振り込みでアタリが出る
アワセると、小ぶりなアマゴである
しかし、竿が重い!
触れていなかったが、前回の釣行で8mの竿の回転TOPがスッポ抜け、現在ドック入り
そのため、9mの本流竿を使っているからである。
今日は、もういいかな!
ふと橋を見上げると、妙な虹がかかっていた。
□余談
川合のポイントで手作りのタモを拾った。
後で漁協の事務所にでも届けようと思って釣りをした帰りに、何やらあちこちを探しているような70歳ほどの釣師。
私の顔を見ると「タモ落ちてなかったですか?」と聞かれたので、
『これですか?』とのタモを差し出すと、
「ああ、それです。記念の大切な物なので・・・」
それは良いが、感謝の言葉はないのかな?
タモを忘れるほど呆けると、相手への感謝の気持ちは忘れるのかなと思いつつ、それを咎めても仕方がない。
偉いさんになっても、感謝の気持ちはちゃんと言葉に出しましょう。
■本日の釣果: アマゴ:12匹 (本日は貧果につき、画像なし)
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