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渓流釣り日誌/2018-03-31

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三日連続の50匹オーバー

昨夜は無沙汰をしている大阪上本町の“いし井”という海鮮料理の店に立ち寄り、久しぶりに板長の石井さんと話しをした。
毎年、アマゴの解禁日には50匹ほどのアマゴを差し上げているのだが、今年のアマゴはリリースサイズに近いアマゴが多かったため、そのようなサイズのアマゴを差し上げてはお釣師者の沽券にかかわるし、“いし井”の店の格に合わないため機を見ていた。

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今日はゆっくりと出かけ、高田川沿いを桜並木を眺めながら天川へと走り、釣りを始めた時刻は7時を回っていた。入ったポイントは栃尾の淵に架かった吊り橋から下で、前回(3/27)に入ったポイントである。
前回は浅瀬で入れ食い状態だったので、居残りが居ると思ったからである。
吊り橋を渡り川に沿って少し下ると瀬が始まる。前回より少し水量が落ちているようだ。
仕掛けを一から作り、釣りを始める。
速すぎる流れでは、流石になかなかアタリは出ない。しかし、メインの流れの脇の、少し緩くなった流れではアタリが出る。
時々メインの流れのみを探っている方が居るが、アマゴは人が歩く程度の速さの流れを好むので覚えておいて欲しい。
それと、岸近くであっても流れがあれば、そこに居ついているアマゴもいるので、必ず仕掛けを一流ししてほしい。

ポツリポツリとアタリが出るが、サイズは相変わらず小さい。軽い段が続く瀬を丁寧に探る。メインの流れ、その手前の流れ、その向こうの浅い流れ、向こう岸の岩で巻いているポイントも欠かさず探っていく。
根掛かりを恐れていては、数は伸ばせない。
時たま、ずっしりとした重みを感じる時があるが、決まってお邪魔虫のウ君である。
ハリ掛かりが悪いのも、このウ君である。クイッと引くアタリで、アタリが柔らかいのが特徴。
仕掛けは自然に流すというのが基本であるが、流れが速い場合は抑え気味に仕掛けを流し底を探るため、目印の位置は高めにしている。アタリが出るのは瀬肩が多いが、川の中に盛り上がった岩があり、流れが緩くなるようなポイントでもアタリが出る。

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なんとかツ抜けはしたものの、アタリは相変わらずポツリポツリ
たまに、20セント級が掛かると、大きく感じる。
これって漁協の作戦なのかな?
下の深場までやってきた。
深場ゆえに前回と水位は殆ど変わらないが、水量が減った分、流れは少し緩やかになっている。
ここでも数匹を追加して、再び戻りながら探り直していく。
戻りはアタリがポツンポツンとしかないが、下ってきた際にアタリのなかったポイントで意外にもアタリが連続した。少し、自分の中の釣りの常識を、書き換えないといけないのかも。
さらに戻って吊り橋のところまで戻ると、釣り人が二人、瀬と深場を探っている。

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吊り橋のところでアマゴを捌いていると、“いきなり声がかかる”。顔を上げると、顔なじみの漁協の方である。
水の音が大きくて、近づいて来たことに全く気づかなかった。人ではなく、熊だったら、襲われていたかも!
“今日は何匹釣れました?”と聞かれたが、『タモを忘れたので分からんわ。20匹は有ると思うけど、後で事務所に立ち寄って報告するよ』と返す。
漁協の方は、二人の釣師と何やら話をしている。こちらは、鮎バックの中から、アマゴを取り出しては、内臓・血合い・鰓を取っていくので、結構手間がかかる。
ほぼ処理をし終わったので水洗いして車に戻ると、漁協の方も上がってきた。
数を数えると33匹であった。
漁協の方が近づいてきたので、33匹と教えてあげた。
“じゃあ、お釣師者でネットに上げておきますね”と言ったので、『もう一か所探って来るわ』と返した。

川沿いに道路を下って不動滝ポイントまで移動。
車を止めて下を覗き込むと、ここでも水量は減って丁度良い感じ。

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不動滝の直下の少し浅くなった深場で、早速アマゴ2匹をゲット
不動滝の下の段の手前の流れでもアタリが出る。

そして、不動滝の下の段のところでも、ポツポツとアタリが出る。
段の直下ではなく、少し下に流れたところでアタリが出る。
砂地より、底に石がかんでいるところが良い。
意外にもアタリが連発し、ツ抜けしてしまった。
こうなれば、三日連続の50匹の大台を目指そう。
下に移動しながら、流れを探っていく。仕掛けを斜めにして流すため、目印の位置は高めにしている。
流れが手前から向こう岸、そして手前へと大きく湾曲している場所に来た。
ここでは良型が掛かることが多いので、2,3度流しただけでは済まさない。アタリが出るまで、しつこく仕掛けを流す。
するとアタリが出て・・・、アワセたが乗らない。

何かが居る。アタリはきつかった。
もう一度、流す。
カカッ・・・ピシッ。
乗った、暴れている。
ヤッター・・・

???、ニジマスだった。
そういえば、最近はニジマスの50センチ級が減ったな。
ここで、日暮れが迫ってきたので、本日の釣りは終了。

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帰り支度をして車で移動していると、山西養魚場跡辺りで二人のフライマンの姿が見えた。

車の速度を落として声をかける。

『どうでした?』
「渋いわぁ!,そちらはどうでした?」

『51匹』
「えぇーっ!」

『やっぱり、餌釣りがええよ!』
「・・・・・・」

『お疲れ様でした』

川虫がハッチし出した今、フライフイッシングも悪くはない。
現に今日も、緩い流れのポイントで目印に飛びつくアマゴも居た。

しかし、流れの速いポイントでは、餌釣りの方に分があるように感じる。

釣ったアマゴは、大阪上本町(お店紹介参照)の“いし井”に届けたので、アマゴを食べたいという方は、そちらまで。ただし、月曜日は休みですよ。

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■本日の釣果 アマゴ:50匹、ニジマス:1匹
 ※天川漁協のサイトのアマゴ釣果では、お釣師者:33匹で掲載されていますが、二か所目で18匹追加しましたので51匹になります。



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