渓流釣り日誌/2017-07-15
2017.7.15天川釣行(挨拶は最低の礼儀だぜ!)
3時過ぎに目覚め、4時前に出発。
途中、朝食をとる。
店から出ると、少し空が明るくなっていた。
天川の役場に着いたのは5時半頃。
今朝の天川は、曇っている。
今日も、釣友の隠れ家の補修工事を昼から約束しているので、あまり遠くへの移動はできないので比較的近場を探ることに。
前日に、しっかりと雨雲が通過しているはずなので、少しはアマゴの活性もあがっているはず?だ。
暫く入っていなかった、天川の元漁協事務所の辺りを探ってみることにした。
川に降りると、少し増水しているようだ。
川の水は、澄んでいる。
魚影が見えるが、はたして!
ここは、ボルタリングの練習に適しているようで、しょっちゅう畳み半分ほどのクションを担いだグループがやってくる。
と、いきなり岩探しの男性が、川下から一人やってきた。
軽く会釈をすると、向うも会釈を返してくれた。
仕掛けをセットしていると、いきなりドザッという音が・・・。
振り返ると、クッションが投げられていた。
そして、一人の若者が降りてきた。
残念ながら、こんな奴には挨拶する気にもならない。
案の定、向うから挨拶する気配もない。
最近になって、ボルタリングの練習の場となっているが、以前は向うから挨拶をしてきた。
礼儀正しい連中だと思っていたが、普及するに従い質が落ちてきたようだ。
大したアタリが出ないまま、少しずつ移動していると、またも別のボルタリングのグループがやってきた。
おはよう!と挨拶するも返しの挨拶がない。
こうなると、人としての質も疑ってしまうし、ボルタリングのレベルも高が知れていると感じざるを得ない。
話が逸れた。
深みを増した流れの中に、岩に遮られて大きく湾曲している箇所に来た。
少し離れて、姿が見えない位置から、仕掛けを流す。
手前の岩の影の辺りで、アタリが出たのでアワセると、20センチほどのアマゴが漸く顔を出す。
その後は浅い流れを探るも、ウ君が顔を出す程度。
さらに下がると、樹木の下に流れ込んでいる場所に来た。
日陰になっているので、期待が出来る。
向こう岸から伸びている枝を避けられる、立ち位置に適した岩の上から仕掛けを振り込む。
しかし、アタリが出ない。
白い泡が返って邪魔しているのか、仕掛けが流れない。
振込みを繰り返し流れに乗せ、泡が消える辺りまで流れるとアタリが出た。
アワセると、アマゴである。
7時半頃になると朝陽が当たり始め、次第に汗が噴き出してくる。
次第にだが、暫くすると玉のような汗が出始める。
身体に溜め過ぎた水分であろう。
同じポイントを攻め続ける。
ウ君やちびアマゴが顔を出すので、どうしても粘ってしまう。
そして、仕掛けが向こう岸への流れに乗ったときに、カッカッというアタリが出る。
反射的にアワセると、20センチほどのアマゴである。
居そうなポイントだったので、粘った甲斐があった。
さらに移動し、橋の下の深場への流れ込みの辺りまでやってきた。
途中感じたのだが、渓相が以前と変わっていた。
大水が出る度に渓相は変わるが、結構大きな岩も動いたようだ。
大岩でも、簡単に動く危険性があるので、注意が必要だ。
なんやかやで10時頃になってしまった。
橋の下の深場ではアタリが出るものの、本命の顔が見られず一旦釣りを終える。
さてと、どうやって戻るかなと考えたが、散歩道へ上がる道を探して見ることにした。
上がれそうな場所を探すが、下からだとなかなか難しい。
が、あたりを付けて樹木の間を、立ち木を頼りに上がっていく。
なかなかの急斜面である。
暫く奮闘すると、散歩道の手摺らしき物が見えた。
あと5Mほどだが、まともな入川道ではないので厄介である。
焦らず、じわりじわりと登っていくと、目の前に手摺が見えた。
竿を滑って落ちていかない場所に置き、木の幹に手をかけでズリッと身体を上げて、手摺をガシッと掴みぐいっと身体を散歩道まで引き上げる。
幸いにも散歩道を歩いている散策者は居なかったので、驚かすことなく、そのまま散歩道を橋まで歩き、橋を渡って車まで戻った。
釣果も満足できるものではなく、時間的にもまだ余裕があるので、もう一箇所探ることに。
九尾ダム下まで移動し、人家の下手にある釣り橋の下を探ることにした。
釣り橋の辺りに車を止め、川を覗くと鮎釣師が一人。
釣り橋直下のポイントは諦め、その下の瀬を狙うことにした。
しかし、早速向こう岸で釣りをする鮎釣り師と遭遇。
しかし気にせず、瀬を攻めていく。
日差しは強いが、どういう訳か、吹く風は涼しさを感じる。
アタリはあるものの、ウ君かちびアマゴしか顔を出さない。
しかし、アワセ切れしたアタリが有り、少々気になる。
下を見ると”ありゃりゃあ”川に入り込み、根掛かりした仕掛けを、外している輩が居る。
もう、あのポイントは駄目だな。
アマゴ釣師にとっては、川に立ち込まれると、そのポイントでの釣りは諦めざるを得ない。
アマゴ釣りをしていても、平然と川に入り込む輩もいるので、そんな時は”探り終えてからにしろ!”と一発かまして、常識というものを教えてやらんといかん。
さらに下に移動すると、深場への流れ込みになる。
このポイントは過去に何度も紹介しているが、虹鱒が居つくポイントでもある。
今回はどうかなと思いつつ、手前の流れに仕掛けを流すと、早速アタリが出る。
が、ウ君であった。
ちびアマゴのアタリもあり、アワセてみないと分からない。
深場への流れ込みや、深場からの駆け上がりなどを探りアタリを待つ。
深場の底を探っていると、コツコツというアタリ。
アワセると、抵抗する。
近くまで寄ってくると、あれ!、もう一匹付いて来ている。
そろそろ午後1時を過ぎている。
もう一匹のアマゴも狙って探るが、なかなか難しい。
アタリが有っても、ちびアマゴ、豆アマゴが邪魔をしてくれる。
まあ、今回はこれくらいにしておこう。
■本日の釣果 アマゴ:5匹
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